私の日常を返して下さい。【文豪ストレイドッグス】 (ページ13)

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生きる価値を教えてくださいページ13

Aside

んぁー、だるい。朝からだるい。
全てを投げ出したい。
もういっそ自宅警備員にでもなろうかな。
いいと思わん？！

｢Aちゃーん！おはよう！｣

『うわぁぁぁ！びっくりした！』

ニコニコした顔で飛びついてきた太宰さん。

『ビックリしました！訴えますよ！』

｢いや、そんな事したら君も訴えられるよ？！｣

『何でですか！』

｢殺人罪。｣

『あっ…………。』

この沈黙5秒間…。

『と、兎に角着替えるんで
出ていってください。』

｢あっ、じゃあ此れに着替えておくれよ！｣

と、出されたのはミニスカメイド服。

『なんじゃこりゃぁぁぁぁぁ！！』

｢何ってメイド服だけど。｣

『どっから持ってきた！』

｢Aちゃんがお風呂に入っている間に
家から持ってきた。高速で！(ﾄﾞﾔｧ｣

ドヤ顔すんな。なんだこいつ。

『家近いんですか？』

｢タクシー拾ったに決まってるでしょ。｣

知らねーよ。遠いのかよ。

｢あれれー？着てくれないのかい？
着てくれないなら軍警に引き渡そうかなぁ…｣

『どうぞ。勝手に引き渡してください。』

｢は？｣←予想と違った。

『別にいいです、引き渡されても。』

｢え、でも折角探偵社が保護してあげているんだよ？何て事言うんだい…｣

『私に価値がないからです。』

黙り込んでしまった…
このままシリアス方向に向かうのかな。

｢そんな事はないよ。｣

沈黙を破ったのは太宰さんだった。

『じゃあ生きる価値を教えてくださいよ！』

｢君が生きているだけで私は嬉しいよ。
大丈夫、次、
異能を使う時は私が付いてあげよう！
私の異能力は異能無効化だからね！｣

『ﾄｩﾝｸ(棒)』←真顔

｢ちょ、それやめてくれないかい？！
棒読みでしかも真顔って…
少しシリアスだった空気が破壊されたよ！｣

『シリアス…
うん、私ってそんなキャラだと思います？』

｢思わない。｣

『でしょう？明るく生きていかなきゃ。
ってことで、これから異能使う時は
太宰さん、付いてくださいね。』

｢はーい！
じゃあ、付いてあげる代わりに、
このメイド服着てくれないかい？！｣

『あーもう、しょうがないですね！
今回だけですよ！』

｢うふふ…可愛い…｣
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更新遅れてすみませんでしたー！
本当にごめんなさい！
これからちゃんとするんで！
しなかったら
｢おい、くそ駄作者更新しろよバーカ｣
とでもコメントにお書き下さい笑

by夜桜ぷりん。