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目を覚ますと見慣れない天井がみえた。
ん、どこここ。
あれ…スモーカーくんの膝で寝てたんだっけ。
このベッド…いい匂いする。
ちょっとタバコ臭いけど。
私は大きくあくびしながらベッドから上半身を
起こした。
ス「起きたか」
『おはよ。スモーカーくん。』
やっぱりここはスモーカーくんの部屋だった。
運んでもらったのかな。
私の身体は鉱石で出来てるから、
お世辞にも軽いとは言えないはずだけど…
私は恐る恐るスモーカーくんに尋ねた。
『…私…重かった？』
ス「…いいぐらいだ。」
『さっすが!!その筋肉は飾りじゃないね』
ス「当たりめぇだ。」
…少し重かったか…。
女子としてはこの重い体重はいやだなぁ…
悪魔の実食べてから気づいたんだよなぁ…
もう少し考えている食べた方がよかったか。
そんなことを考えながら、
今一度ベッドに倒れ込んだ。
ふわっとタバコ臭いがするいい匂いのベッド。
いいな、このベッドフカフカだぞ。
…スモーカーくん普段から寝てないのかな？
ベッドが新品同様にこのふかふかさ加減を
維持するのは難しいだろ。
少し仕事減らすようにセンゴクさんに言っておくかぁ。
先程からずっと私をじーっと見続けている
スモーカーくん。
長く短いような時間を見つめあった。
『えーとどした？』
ス「いや、出ろよ。」
『え？あーごめんごめん。寝心地良すぎて…
つい。あといい匂いするし…。』
私は重くだるい身体でベッドから降りた。
あー眠たいなぁ。
スモーカーくんの部屋のソファにドカりと座って、
辺りを見渡すと書類の山を見つけた。
やっぱり寝れてないじゃん。
『スモーカーくんありがとね。
お世話になりました。』
ス「ちっ…」
『釣れないなぁ。
…あ！これお礼!!』
ス「？」
私はスモーカーくんの机の前まで歩いていき
そっと頬に触れた。
少しビクッとしたスモーカーくんを他所に
私は唇を落とす。
短いような長いような…
スモーカーくんの瞳が私の瞳を捉える。
綺麗な目だなぁ…。
唇を離すと顔を真っ赤にしたスモーカーくんが
舌打ちをしながら手で顔を抑えた。
『スモーカーくん以外にはしてないよ』
ス「…」
･
『アハハっ…なんてね。』
私はそう言いながら、スモーカーくんの部屋を
後にした。
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さよ - 鳥は歌い花は咲き誇る...サンズ？ (2019年12月26日 23時) (
レス) id: 8a9f06b049 (このIDを非表示/違反報告)
ミオピ(プロフ) - ぴのさん» そうですね…短編集にして出してみようか考えてみます。リクエストとか募集してみてもいいかもですね… (2019年10月7日 22時) (レス) id: e6f11384bf (このIDを非表示/違反報告)
ぴの(プロフ) - めっちゃ好きです。良ければR版もみたいな……なんて思ってます。もちろん作者様が18歳以下だったら無視して貰って構いません。 (2019年10月5日 10時) (レス) id: 5f84d6c253 (このIDを非表示/違反報告)
半分ニートガール - この作品好きです！更新頑張ってください！ (2019年9月23日 15時) (レス) id: 94956eabef (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミオピ | 作成日時：2019年9月13日 3時
