検索窓
今日:6 hit、昨日:25 hit、合計:237,163 hit

43 ページ45











鳥の心地よい鳴き声と共に目が覚めた。


火拳のエース公開処刑まで残り7日となった今日。


上半身を起こそうとすると何かが私の右腕に
体重をかけていた。


ミポたん…



右隣を見てみるとすやすやと安心しきった顔で
私のベッドで寝ているミポたんが目に入った。


捕まえられている右腕を無理やり離し、私は
上半身を起こす。

もちろんその反動でミポたんも目が覚めたらしく
同じく上半身を起こす。









『おはよ。ミポたん。

昨日は楽しかったね』




ミ「…。」




『おや?お寝ぼけさんかなぁ?

これでも食らって目を覚ますが良い!』









私はそう言いながらミポたんの横腹をくすぐる

…無。




反応無し。




ミポたんは眉をピクリとも動かさず私の行動を
真顔で上から見下ろしていた。


その静かさにさすがの私も諦めて、くすぐるのを辞めようと思ったけど…

よくよく見てみると唇 の端っこがピクっと反応してるのを私は見逃さなかった。









『あらぁ?ミポたん耐えてるのぉ?』




ミ「だまれ。」




『ごめんごめん、ガチで怒んなくてもいいじゃん…。

私いまからガープさんかボルサリーノの所に行くけど…

ミポたん…どする?』




ミ「…近くの島を回ってくる。」




『お?いいねぇ。観光ね。

了解〜』









私はベッドから立ち上がろうとしたその時、
後ろから、まだ寝起きのせいか暖かく大きな腕が
私の腰を抱きしめた。



七武海はみんはバックハグが好きなのかな…



私はその暖かな腕に軽く キスをし腕を解いて立ち上がる。
私のその姿をみたミポたんは「少しは隠せ」そう
言いながら自身のシャツを投げ渡してきた。




あ、そうか…私そういえば何も着てないんだっけ。





投げ渡されたミポたんのシャツに腕を通し、

私は自身のクローゼットから下着を取り出し
着用した。




お気に入りの紅いものだから、私はクルっと振り返り
ミポたんにそれを見せつける。









『どうよ。

私のお気に入りは!どうよ!この美 貌!』





ミ「お前はもう少し恥じらいという心を持て。」




『だってミポたんだし…もう何回もこの姿は

見てるでしょ…?いいじゃん別に〜』





ミ「はぁ…」





『ちょっと?!ため息は失礼でしょ〜?

…でも…?こんな女子を?好きになったのは…?

どこの誰だっけかなぁ…?』





ミ「…うるさい」





『珍しく照れてるじゃん…』

44→←42



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.7/10 (122 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
347人がお気に入り
設定タグ:ワンピース , 海軍 , 逆ハー
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

さよ - 鳥は歌い花は咲き誇る...サンズ? (2019年12月26日 23時) (レス) id: 8a9f06b049 (このIDを非表示/違反報告)
ミオピ(プロフ) - ぴのさん» そうですね…短編集にして出してみようか考えてみます。リクエストとか募集してみてもいいかもですね… (2019年10月7日 22時) (レス) id: e6f11384bf (このIDを非表示/違反報告)
ぴの(プロフ) - めっちゃ好きです。良ければR版もみたいな……なんて思ってます。もちろん作者様が18歳以下だったら無視して貰って構いません。 (2019年10月5日 10時) (レス) id: 5f84d6c253 (このIDを非表示/違反報告)
半分ニートガール - この作品好きです!更新頑張ってください! (2019年9月23日 15時) (レス) id: 94956eabef (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ミオピ | 作成日時:2019年9月13日 3時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。