＊ ページ18
kj side
kj｢んっ…む、？！｣
mm｢…そーだよ、今イイトコだったのに｣
nb｢え｣
え、何言ってるん目黒くん？！！？
kj｢んっ、〜〜〜！！｣
今すぐにでも否定したいのに
手で口が塞がれていて思うように言葉を発せない
ru｢いや、嘘だよね？めめ…｣
mm｢嘘じゃねーよ。俺本気で向井先生のこと好きだから｣
また言った……”本気”
自分でも分かる、顔に熱が集まる感覚
…あかん。なんで照れてまうの、俺！
sk｢あ、あはは〜…じゃあ俺らは先教室戻ってよっかー……？｣
気を利かせたのか佐久間くんが若干キョドりながらそう言った
やばい、どうしよう
このままやと誤解されたままになってまう
ru｢え…ちょっと、佐久間くん！！｣
nb｢え、え、え、え、え？！？｣
fk｢……邪魔してごめんなさ〜い。ほら行くぞ、翔太！｣
佐久間くんについて行くようにラウールくんと
パニック状態の渡辺くんを深澤くんが引きずりながら教室を出ていった
あぁ、終わった。俺の教師人生……
mm｢大丈夫？先生｣
そう言って、ようやく目黒くんが手を離してくれた
kj｢っもう！大丈夫やないよ、なんなんいきなり！｣
mm｢ごめんねー、息しづらかったでしょ？｣
特に悪びれた様子もなく軽い口調で話す目黒くん
kj｢渡辺くんたちに誤解されたんちゃう？俺の教師人生終わってまう！｣
mm｢大丈夫、あいつらは簡単に言いふらしたりしないよ｣
kj｢っでも！｣
mm｢…でも、何？｣
kj｢ぅ、……｣
何も言い返せなかった
実際、目黒くんに好き…と言われて嬉しかったから
mm｢ねえ、先生｣
Kj｢……なに｣
mm｢俺さ、本気で先生のこと好きなの｣
何回も聞いたそのセリフ
やっぱり慣れへん
kj｢…知っとるよ、さっきも聞いたし｣
mm｢うん。だから俺のこと、少しは考えてみてほしい｣
kj｢…考える？｣
mm｢そ。生徒と教師とかそんなの考えないで、1人の男として｣
そう言って余裕そうに笑う目黒くん
なんなん、こっちばっかどきどきしてるみたいやん
kj｢…生意気｣
mm｢ふはっ、ごめんね？…でもいつか絶対、落としてみせるから｣
kj｢っな、…！｣
mm｢ふ、かーわい…じゃあ俺、授業戻るわ。またね、康二｣
こういう時に名前で呼んでくるの
ほんまずるいわ
kj｢……っもう、先生付けなさい！｣
end
.
自分で書いてて本当に意味が分からない笑
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作者名：みおさん | 作成日時：2020年8月28日 19時
