見えない子12 ページ14
「俺達が簡単な質問するから気楽に答えてね、」
そう言われつつ連れてこられたのは地下、ではなくものすごく広々とした庭園。
甘い匂いが漂う小さなテーブルを4人で囲っている。
「まず、君の名前は？」
「私はみお」
「どこから来ためぅ？」
「Ｆ国……」
「みお、はどうしてここにいたんだ？」
「あの人に…グルッペン、を殺せって、…そしたら居場所をくれるって…、」
しばらく3人は黙ってしまい、また悪いことをしてしまったのかと俯く。
が、思ってた反応とは予想以上に離れていた。
「「そういう事ね、」」
「ほらー！俺が言った通りめぅ！」
……え？
「もう安心していいよ、あとは俺たちが片付けておくからさ？」
いや、どういうことですか…
と聞く前に1人が自己紹介をし始めた。
「俺はしんぺい神、ここで医者をしてるから軍医みたいなものだよ。困ったらいつでも来てね？」
「俺はひとらんらん。長いからひとらんとからんらんとか呼ばれてる､好きに呼んでね」
「俺はオスマンめぅ！これからよろしく、みお〜！」
ふわふわするような優しい空気が懐かしく感じる。
ここなら、認めて貰える気がする。
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霧火(プロフ) - ヒトさん» ありがとうございます！これからも頑張ります(」・ω・)ｵｯｽ (2020年9月30日 7時) (
レス) id: 2b4be9d48e (このIDを非表示/違反報告)
ヒト - 最高です。更新頑張ってください。 (2020年9月30日 6時) (レス) id: fb5383e1c5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：霧火 | 作成日時：2020年9月22日 20時
