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五条side
(コロコロ目線変わってすんません!)
そして高専も近くなった頃彼女はピタリと止まった。
『ほらこれで大丈夫でしょう?早く帰りなよ』
虎杖「お、おう、本当にありがとうな。」
狗巻「しゃけ、高菜」
釘崎「ちょ、もう少しなんか無いの!?」
『何かって言われてもこれ仕事のうちだから。じゃあね。』
踵を返し屋根にジャンプした彼女の腰を抱き寄せる。
五条「んーや、待って。戦っていたときのあの狂気、何故僕達呪術師のことを知っているのか色々聞きたいことがあるしまだ返せないかな。」
『は????なに五条悟ガチで距離感バグってね?もう眠いし帰らせろよ』
んじゃーそいつ連れてさっさと帰るぞとパンダに言われて彼女を抱えながら歩く。
五条「君、苗字は?家は呪術師関係してる?」
家が呪術師に関係しているのは確定だと思うが、何故呪力が全く感じられないのか。
もしかしたら呪詛師、という線も捨てきれないしはやく白黒付けておかないと。
『苗字は國幹って言うの。けどこれは偽名。本当の名前は知らん。はい、もう帰っていい?じゃ、また会う時があれば』
その子は一瞬のうちに僕の腕の中からすり抜けて屋根を飛び越えて夜の街を駆けていった。
伏黒「五条先生を振り切れるなんて相当ですね」
虎杖「だよなー。しかもあんなモデル体型の子のどこに筋肉がついてんだろ」
にしても、喰種に呪霊とか物騒な世の中だ。
次会ったら何が何でも連れていかなくちゃね。
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作者名:美桜 | 作成日時:2020年11月15日 22時