【ツイステ】オクタヴィネルに愛される7《逆ハー》 (ページ48)

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348話運命の人ページ48

あまり人魚の姿に戻るのは好きじゃないけど、

ヴィルさんの頼みだし仕方ない。

解魔法薬を飲み水の舞台に入る

ﾈ-ｼﾞｭ｢Aさん…すごく綺麗だね…本当の人魚のお姫様みたい…。｣

貴｢ありがとう…なら行ってきます…。｣

貴『いつかはこの海を抜け出して行きたいの〜

運命の人の元へ〜

私を見つけて。運命の人よ〜』

その時船から投げ出された人間が海に落ちる

貴｢っ大変… 助けなきゃ…っ｣

泳ぎその人の元へ駆け寄り浜辺まで連れていく

貴｢目を覚まして…お願い…。｣

ポタリと流れ落ちる涙が男の口に入るとゆっくりと意識を取り戻す

ﾈ-ｼﾞｭ｢ん…｣

貴｢大変…人魚の姿を見られてしまう｣

急ぎ海に戻り岩陰から様子を伺う

ﾈ-ｼﾞｭ｢ここは…。あの美しい歌声の人が僕を助けてくれたんだね…。
また会いたいな…。｣

貴｢…素敵な人…。

もしかして貴方が私の運命の人なの？

でも私は人魚、彼は人間。

消して相入れることはない…。

さようなら…。｣

一旦舞台裏へともどるとヴィルさんが待っていた

貴｢はぁ…恥ずかしすぎるわ…｣

ｳﾞｨﾙ｢上手かったじゃない。あなた女優に向いてるわ！｣

そして戻ってきたネージュも相槌を打つ

ﾈ-ｼﾞｭ｢すごい上手だったよ！Aちゃんって凄いね！｣

貴｢やめて。そんな煽ててもなる気は無いわよ。｣