【ツイステ】オクタヴィネルに愛される7《逆ハー》 (ページ33)

今日:11 hit、昨日:26 hit、合計:39,862 hit

333話貴女は私の光ページ33

ｸﾛｳﾘ-｢ならば私が証明しましょう｣

貴｢え……｣

ｸﾛｳﾘ-｢私は如何なることがあろうと、あなたの味方で居ると。

たとえ貴方が罪を犯そうと、世界中の誰もがあなたの敵になろうと。

私を殺してしまおうと、

私はあなたの味方でいます。｣

それはまるで私の過去を知っているかのように、

貴｢クロウリー…。
何故そこまで……。｣

ｸﾛｳﾘ-｢貴女は私の希望(光)だからです。

貴方が絶望の海に沈んでしまっても、私はその光を探しに行きましょう。

…さぁ、私の手を取って。｣

差し出されるその手

貴｢……。｣

信じて、いいの……？

それでも何かに縋りたくて、

その手にそっと手を伸ばした。

ぎゅっと包まれる私の手。

暖かかった。クロウリーの手は、

涙が出るくらい暖かかったんだ。

ｸﾛｳﾘ-｢ディアクロウリーが、今ここに誓います。
この先永遠に貴女の味方で居ると。｣

chu

手の甲に優しく触れた誓いのキスで契約が結ばれる。

その優しさに、落ち着きを取り戻した。

貴｢…………ありがとう……。｣

ｸﾛｳﾘ-｢では学園長室に移動しましょう。

手当をしますよ｣