303話 僕だけが知っている ページ3
次の日
ジェイドside
ﾌﾛｲﾄﾞ｢Aおっはよ〜！｣
ｼﾞｪｲﾄﾞ｢おはようございますAさん｣
貴｢おはよう！2人とも！｣
昨日の件があったにもかかわらず意外にもあっけらかんとしているAさん
なんとも思ってないんでしょうか……。
気になり彼女に尋ねた。
ｼﾞｪｲﾄﾞ｢Aさん、昨日の事なんですが…｣
貴｢昨日？……あ、ジェイドが私を部屋に運んでくれたの？
眠過ぎて会議の途中から記憶ないのよ。｣
まさか…昨日の件を…覚えていない……。
ｼﾞｪｲﾄﾞ｢……もしくは本当に別の人格だったのですかね……？｣
貴｢……何の話？｣
ｼﾞｪｲﾄﾞ｢いえ、こちらの話です。
ですが覚えていないとは少し悲しいです……ｼｸｼｸ｣
嘘泣きをすればフロイドが食いつく
ﾌﾛｲﾄﾞ｢は、Aとなんかあったの？｣
貴｢え！私何かした？！
ごめん……。｣
しょぼんとして謝るAさん。
コロコロと表情が変わって本当に面白い人ですね
ｼﾞｪｲﾄﾞ｢いえ。僕だけが知ってると思えば素敵なことです……ふふ♡｣
ﾌﾛｲﾄﾞ｢なんか怪し……。
てかさ、俺たち海に行くんだけど、Aも行かない？｣
貴｢え……何しに……。｣
ﾌﾛｲﾄﾞ｢小エビちゃん達の邪魔♡｣
貴｢なるほどね……楽しそうだけど遠慮しておくわ｣
やはりAさんは監督生さんに甘いので邪魔はしないだろうと思っていました
ｼﾞｪｲﾄﾞ｢かしこまりました。
僕たちふたりで行ってきますね｣
ﾌﾛｲﾄﾞ｢えー、なんで？人魚になって泳ごうよ〜｣
貴｢私はいいかな。用があるし｣
ｼﾞｪｲﾄﾞ｢Aさんもそう言っていますし、2人で行きますよ。｣
ﾌﾛｲﾄﾞ｢えー。つまんね、ジェイド早く終わらせよー。｣
さて、監督生さん達の怯える姿を見るのが楽しみです……ふふ。
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作者名：ヒスイ | 作成日時：2021年9月4日 1時
