【ツイステ】オクタヴィネルに愛される7《逆ハー》 (ページ15)

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315話海が似合う君､陸が似合う君ページ15

そしてジェイドと共に仕事を進めフロイドは海での出来事を話して聞かせてくれた。

ﾌﾛｲﾄﾞ｢でもさ、俺Aと泳ぎたかったなぁ〜。｣

貴｢ごめんなさいね…海はあまり好きじゃないの。｣

ﾌﾛｲﾄﾞ｢え、なんで？人魚なのに？｣

貴｢私は陸の方が好き。楽しいから。｣

ﾌﾛｲﾄﾞ｢へぇ〜。
……俺ね、Aが陸で暮らしたいならずっと陸にいるよ？｣

貴｢一緒にいてくれるってこと？｣

ﾌﾛｲﾄﾞ｢うん。一緒にいるって約束したじゃん？
だから、Aが陸を選ぶなら海捨てる。｣

貴｢捨てなくていいよ。
フロイドには海が似合う。｣

自由な海で無邪気に泳ぐフロイドが頭に浮かぶ

ﾌﾛｲﾄﾞ｢んー、なら海からAに会いにいく！
ウツボってさ、通い婚なんだって！
人魚は違うけどさ｣

貴｢ふふ…嬉しいわね。｣

すると仕事をしていたジェイドも会話に交じる

ｼﾞｪｲﾄﾞ｢僕も陸が好きですね。山等色々興味深いですので…｣

貴｢確かに、ジェイドには陸が似合うかも……。｣

山でキノコを愛でるジェイドは絵になるし…

ｼﾞｪｲﾄﾞ｢ではフロイドより僕の方が似合うということですね｣

貴｢ん？何が？｣

ﾌﾛｲﾄﾞ｢ジェイド……。
大体さ、Aは俺とジェイドどっちが好き？｣

フロイドからｷﾞｨｨｨｨｨと威嚇音がなる

なに、親を取り合って兄弟喧嘩？

貴｢私はちゃんと二人とも大好きよ。｣

安心させるように笑ってみせる。

だけどフロイドの爆弾発言によって、その表情は崩れることになる。