258話 機嫌の良い理由 ページ8
そして次の日モストロラウンジにて。
アズールside
そろそろ開店時間だからホールに回ってもらおうとAさんを呼びに来た。
調理場の方から何やら声が聞こえる。
貴｢〜〜♪｣
｢Aさんがご機嫌だ！可愛らしい！｣
｢先輩って彼氏いねぇのかな？｣
｢あのオクタの3人が怪しくね？距離近えし……。俺もお近付きになりたい！｣
鼻歌を歌うAさんに見とれて噂話をしながらイソギンチャクが群れていた。
ｱｽﾞ-ﾙ｢……そこのイソギンチャク達、何サボっている。
早く働きなさい！｣
｢｢｢ひいぃぃ！！すみません！！｣｣｣
僕に気づいたイソギンチャク達は逃げるように仕事に戻って行った。
全く……鑑賞料を取りたいくらいです。
するとAさんがこちらに気づいたようで振り返る
貴｢あら？アズール……何をそんなに怒っているの？｣
ｱｽﾞ-ﾙ｢いえ、不快な雑魚共が居たので追い払っていたところです
……そう言えば今日は随分と機嫌がよろしいですね。何かありましたか？｣
貴｢ふふ…アズールと双子が私のそばに居てくれるから。幸せなのよ。｣
その天使のような笑顔がぎゅんと心臓にのしかかる
Aさんその笑顔で人殺せますよ。
ｱｽﾞ-ﾙ｢全く……貴方って人は…。
でも僕も……貴女と居られて幸せですよ……｣
貴｢ふふ……ありがとうアズールっ！｣
ぎゅっと抱きついてくるAさん。
ここに人がいなくて良かったと思う……。
照れを隠すように咳払いをする
ｱｽﾞ-ﾙ｢……ん"ん"……そろそろホールの方お願いしてもいいですか？｣
貴｢えぇ！行ってくるわ！｣
にこやかな笑顔にスキップで走っていくAさんはまるで子どものようで。
本当にコロコロ性格が変わる人だ。
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ヒスイ(プロフ) - Kuroinaさん» kuroinaさん！コメントありがとうございます！そうなんですね！知識不足ですみません！！すぐ訂正してきます！教えて下さりありがとうございます！ (2022年1月10日 21時) (
レス) id: a217f5439d (このIDを非表示/違反報告)
Kuroina(プロフ) - 楽しくここまでまで読ませていただいています。ちょっと修正してしていただきたい部分があります。273話下方の夢主のセリフで｢私は王族とは〜｣とあるのですが、カリムは大富豪である商家の息子であって王族ではないので修正していただけると嬉しいです。 (2022年1月10日 20時) (レス) @page24 id: ba37c1e30e (このIDを非表示/違反報告)
ヒスイ(プロフ) - 星さん» 星様！ありがとうございます！嬉しいコメを励みに頑張ります！！ (2021年9月5日 14時) (レス) id: a217f5439d (このIDを非表示/違反報告)
星 - 小説とても面白いです！更新頑張って下さい！ (2021年9月5日 14時) (レス) id: 5b6bab53ae (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ヒスイ | 作成日時：2021年8月29日 19時
