294話 君が欲しい ページ44
ﾌﾛｲﾄﾞ｢ねぇ折角だし少し探検しない？｣
ｼﾞｪｲﾄﾞ｢そうですね。どのような場所か探索してみましょう。｣
フロイドの一言からオンボロ寮を探索することになったのだけれど。
ｼﾞｪｲﾄﾞ｢使われている部屋は少ないですが、広いですね…。｣
そう、この寮意外と広い。殆ど埃まみれだけど。
ｼﾞｴｲﾄﾞ｢手分けして探索しませんか？その方が効率が良いかと、｣
貴｢え、私1人は嫌よ！…暗くて怖いし…。｣
隣にいたフロイドにぎゅっとくっつく
ﾌﾛｲﾄﾞ｢…ならAは俺と一緒ね！ジェイドは1階見てて！俺達は2階〜｣
ｼﾞｪｲﾄﾞ｢分かりました。何かあったらAさんの超音波で知らせてください｣
という事でフロイドと2人で探索する事になった。
ﾌﾛｲﾄﾞ｢ここは綺麗だね｣
貴｢えぇ、ここはユウ君の部屋だから｣
ﾌﾛｲﾄﾞ｢Aはここに泊まったんだっけ…。｣
貴｢家出した時はこの部屋を貸してくれたわ。本当良い子よねユウ君って…。｣
そう言うとフロイドの瞳が不安気に揺れた
ﾌﾛｲﾄﾞ｢………ねぇA、小エビちゃんの事、そんなに好き？｣
貴｢え？それは…そうね。面白くて良い子だから好きかな。｣
ﾌﾛｲﾄﾞ｢ふ〜ん…。｣
どこか寂しそうで、もしかして親を奪われたと思っているのかしら…。
貴｢でもね、私はフロイドの事が好きよ。比べ物にならないくらいね。｣
安心させるように微笑んでみせた。
ﾌﾛｲﾄﾞ｢もう…なんでそんなこと言うかな…。｣
嬉しかったのか照れているみたい…ふふ可愛い…。
ﾌﾛｲﾄﾞ｢てかさ、今日のお掃除の事覚えてる？｣
そう言えばアズールとイデアの掃除を頼んだわね。
貴｢えぇ、本当に助かったわ。ありがとうフロイド｣
ﾌﾛｲﾄﾞ｢ご褒美の事なんだけどさ、あれAがいい。｣
貴｢え？｣
ドンッと壁に手を置かれ近づいてくるフロイドの顔、
ﾌﾛｲﾄﾞ｢Aが欲しい…｣
貴｢んっ…｣
そのまま唇を奪われた。
※次回、ちょい甘注意報※
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ヒスイ(プロフ) - Kuroinaさん» kuroinaさん！コメントありがとうございます！そうなんですね！知識不足ですみません！！すぐ訂正してきます！教えて下さりありがとうございます！ (2022年1月10日 21時) (
レス) id: a217f5439d (このIDを非表示/違反報告)
Kuroina(プロフ) - 楽しくここまでまで読ませていただいています。ちょっと修正してしていただきたい部分があります。273話下方の夢主のセリフで｢私は王族とは〜｣とあるのですが、カリムは大富豪である商家の息子であって王族ではないので修正していただけると嬉しいです。 (2022年1月10日 20時) (レス) @page24 id: ba37c1e30e (このIDを非表示/違反報告)
ヒスイ(プロフ) - 星さん» 星様！ありがとうございます！嬉しいコメを励みに頑張ります！！ (2021年9月5日 14時) (レス) id: a217f5439d (このIDを非表示/違反報告)
星 - 小説とても面白いです！更新頑張って下さい！ (2021年9月5日 14時) (レス) id: 5b6bab53ae (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ヒスイ | 作成日時：2021年8月29日 19時
