83話 secret ページ33
貴方side
大切な家族。
アズールに言われたその言葉は、酷く胸に響いた。
だって、『家族』。それは私が1番欲しかったもの。
貴｢……私は……貴方達の家族になれたの？｣
ｱｽﾞ-ﾙ｢何言ってるんですか。もうとっくに家族じゃないですか。｣
貴｢…！！……ありがとうアズール……大好きっ……！｣
ｱｽﾞ-ﾙ｢…ぼ、僕も…好きですよ……。｣
その時ﾊﾞﾝｯと開かれる扉。
それと同時に入ってきたフロイドに引き剥がされる。
ﾌﾛｲﾄﾞ｢はいおしまーい。｣
ｼﾞｪｲﾄﾞ｢随分とお楽しみの様で…ふふふっ……｣
ｱｽﾞ-ﾙ｢！！お前たち、聞いてたのか…！｣
途端に顔を赤くするアズール
さっき押し倒された仕返ししなきゃ……ね？ふふ……
貴｢でも、アズールって、意外と大胆よね？
お風呂場の件にしても…んむ！！｣
言おうとするその口を塞がれる
ｱｽﾞ-ﾙ｢そ！それは口外禁止です！！｣
ﾌﾛｲﾄﾞ｢え。風呂場の件ってなに。｣
食いつくフロイド。
貴｢それは、アズールが私に。｣
ｱｽﾞ-ﾙ｢なあぁぁぁぁ！！ダメですよ！！！｣
慌てるアズールが可愛い。もっといじめたくなっちゃう。
ｼﾞｪｲﾄﾞ｢何をやったんですかねぇ？
僕たちにも教えてくださいよ。
フロイド、アズールを捕まえてください。｣
ﾌﾛｲﾄﾞ｢おっけ〜！
ねぇAに何したの？自白するまで、締めるよぉ？｣
流石にそれは可哀想だからここまででやめてあげようかしら。
貴｢やめてあげてジェイド、フロイド。
アズールも仕方なくしただけよ。｣
ﾌﾛｲﾄﾞ｢だから何を？｣
貴｢top secret
契約だから。｣
ｼﾞｪｲﾄﾞ｢Aさん、ちょっとこちらを……｣
貴｢ジェイド、ひとつ言っておくけど、私口も意思も硬いから、それ、(ユニーク魔法)使おうとしても無意味よ。｣
ｼﾞｪｲﾄﾞ｢おやおや、バレていましたか。｣
貴｢私も初めてだったんだけど…アズールだから許してあげるわ｣
ｱｽﾞ-ﾙ｢え？！初めて？！僕がファーストなんですか？！！｣
ﾌﾛｲﾄﾞ｢やっぱ気になる！俺にだけでも教えてよぉ！！｣
貴｢だめよ。言ったでしょ？
秘密だって。｣
口元に指を押さえながら笑うAは艶やかで
心まで奪われた3人は静かになった。
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かく。@スカパレBsc(プロフ) - ヒスイさん» わ〜！ありがとうございます！！ｳﾚｼｲ♪ (2021年8月31日 9時) (
レス) id: 9bfc59222b (このIDを非表示/違反報告)
ヒスイ(プロフ) - かく。@スカパレBscさん» 嬉しいコメントありがとうございます！！実はクローバー家長女の話と3つ子のウツボの話を読ませていただいています！神作者様にお褒め頂き光栄です！励みにこれからも頑張ります！ (2021年8月30日 22時) (レス) id: a217f5439d (このIDを非表示/違反報告)
かく。@スカパレBsc(プロフ) - なんで................伸びないんだろ................こんなに好きなのに....................てかリーチ兄弟がめっっっちゃ可愛いですね！！！！書くの上手です！！！！(謎の上から乙)ホンッッッッット好きです！！！！頑張って下さい！！！ (2021年8月30日 21時) (レス) id: 7770b6a244 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ヒスイ | 作成日時：2021年8月4日 21時
