6話 オクタヴィネルの寮長 ページ6
そして学園長室にオクタヴィネルの寮長がやってきた。
のだが、
寮長｢…女？女がこの学園に？
はっ…笑わせる！｣
蔑む目で私を睨む赤褐色のアホ毛が特徴の男。
見た感じ鮟鱇の類かしら。
寮長｢馬鹿も休み休み言ってください学園長。
この名門校でそんな手違い、学園の名折れですよ。｣
ｸﾛｳﾘ-｢ですが彼女は闇の鏡に選ばれし者です。
彼女を愚弄するのは私が許しません。｣
寮長｢それでも、
俺は認めませんよ。こんな弱そうなやつ。｣
弱い。その言葉に頭の中で何かが切れる音がした。
貴｢…なら認めさせてあげるわ。
私と戦ってみる？まぁすぐに終わるでしょうけど。｣
寮長｢はっそれはこちらの台詞だ。
いいだろうその勝負受けてやろう。
そのかわりお前が負けたらこの学園を出ていけ。｣
挑発的な言葉を吐き捨てれば思い通り挑発に乗ってくれる寮長。
貴｢いいわ。なら私が勝ったら。今までの言葉を取り消しなさい。
そして、その寮長の座を貰うわ。｣
ｸﾛｳﾘ-｢ふふ、面白いですねぇ。
では、私からあなた達ふたりに寮長の座、学園を賭けて決闘を許可します。
言っておきますが、使用できるのは魔法のみですのでご注意を…。
では、今日の午後3時からオクタヴィネル寮前で決闘を設けます。
それまで対策や準備に励むことですね。｣
入学初日から面白い展開ね。
弱いって言ったことを心から後悔させてあげる。
そのムカつく綺麗な金色の瞳を絶望の色に染めてあげるわ…。
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ヒスイ(プロフ) - 名無しさん» 感想ありがとうございます！嬉しいです(*^^*) (2022年9月5日 21時) (
レス) id: a217f5439d (このIDを非表示/違反報告)
名無し - とっても面白かったです!!思わず、顔がにやけてしまいました! (2022年7月23日 18時) (レス) @page50 id: 47c8a79880 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ヒスイ | 作成日時：2021年7月31日 0時
