36話 かわいい ページ36
次の日。貴方side
ﾌﾛｲﾄﾞ｢良かったーA…！！｣
起きて早々フロイドに締められる
いつもより優しいけれど、傷だらけの私には耐え難い
貴｢っ……痛いわフロイド…。離れて…。｣
ﾌﾛｲﾄﾞ｢やだ…。Aが死んじゃうかと思って俺怖かった……｣
そんな顔されたら離すに離せないじゃない……。
貴｢ごめんね。守ってくれてありがとう。｣
フロイドの頭を優しく撫でる
ﾌﾛｲﾄﾞ｢……守ってくれたのはAじゃん……
でも、これからは俺がAを守るから。｣
なんて私を見つめるフロイドの瞳は真剣なものだった
貴｢ふふ。ありがとう。｣
ﾌﾛｲﾄﾞ｢ねぇまだ痛む？｣
貴｢うん。ジェイドの手当のおかげでだいぶ治ってきたけど、｣
ﾌﾛｲﾄﾞ｢ごめんね。俺の魔法で……。｣
操られていたとは言え自分の魔法で私を傷付けたことに罪悪感があるのだろう
でも、
貴｢それは違うわ。フロイドのせいじゃない。
それにフロイドも怪我したんだから……。……痛むでしょう……？｣
ﾌﾛｲﾄﾞ｢うーん。もう大丈夫。傷もAが治してくれたから……まぁちょっと痛いけど｣
貴｢ごめんね。痛みは治せないのよ……。｣
ﾌﾛｲﾄﾞ｢んーAがギュッてしてくれたら治るかも｣
なんて可愛いことを言うものだから
フロイドを優しく抱きしめ
貴｢痛いの痛いの飛んで行けー｣
子供をあやすように頭を撫でた
ﾌﾛｲﾄﾞ｢え。｣
頼んだ張本人はポカンとしている。
貴｢あら。嫌だったかしら？｣
ﾌﾛｲﾄﾞ｢……嫌じゃない……もっとして……？｣
だなんてふふ…かわいい……。
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ヒスイ(プロフ) - 名無しさん» 感想ありがとうございます！嬉しいです(*^^*) (2022年9月5日 21時) (
レス) id: a217f5439d (このIDを非表示/違反報告)
名無し - とっても面白かったです!!思わず、顔がにやけてしまいました! (2022年7月23日 18時) (レス) @page50 id: 47c8a79880 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ヒスイ | 作成日時：2021年7月31日 0時
