43話 ページ43
ﾌﾛｲﾄﾞ｢ホントはさ、前言ってた俺の故郷見せたいんだけど、まだ氷張ってて行けねぇし、どこか行きたい所とかない？
あ、外知らないんならわかんないか……｣
一つだけ、頭に浮かんだのはあの光景。
それは、
貴｢……灯りを……見に行きたいです。｣
ﾌﾛｲﾄﾞ｢あかり？｣
貴｢はい。私の誕生日にだけ、夜空に広がるあの灯りを……見に行きたいんです。｣
そう。私の誕生日、いつも窓から眺めていた、夜空の彼方に光る綺麗なあの灯りを……
いつか見に行きたいと言ったが、やっぱりお母さんは許してくれなくて……
するとアズール君がなにか思いついたように口を開く
ｱｽﾞ-ﾙ｢……もしかして、
確かもうすぐ開催されるはずです。そのような伝統行事の日が誕生日とはロマンチックではないですか。｣
桜花の国…。
ﾌﾛｲﾄﾞ｢なら行こっか。誕生日のお祝いもあわせてね。｣
貴｢はい！楽しみです…！｣
初めての外の世界に……
フロイド君と……デート……かぁ……
幸せだな…。
ﾌﾛｲﾄﾞ｢てかさ、なんでジェイドのストール着けてんの？｣
貴｢え？これは……変な人が近づかないようにと貸してくれたんです｣
そう言えばフロイド君はどこか楽しくなさそうに頬杖をつく
ﾌﾛｲﾄﾞ｢へぇ〜ジェイドがねぇ
ほんと、乙姫ちゃんってジェイドの事好きだよね。｣
｢は？！｣｢え？！｣
思わずアズール君と声が重なる
ｱｽﾞ-ﾙ｢そ、それは無いでしょう。
どこをどう見たらそう思うんですか！？｣
ﾌﾛｲﾄﾞ｢なに、アズールも乙姫ちゃんのこと好きなの？
モテモテだねぇ｣
違う……
……私は…私が好きなのはフロイド君なのに……。
言えないその気持ちが……もどかしい……。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 186人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ツイステ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ヒスイ(プロフ) - ぽてとさん» ぽてとさん！うわぁぁめちゃくちゃ嬉しいコメントありがとうございます！！！これからも頑張りますね！！！ (2021年11月26日 18時) (
レス) id: a217f5439d (このIDを非表示/違反報告)
ぶるブルブルミちゃん(プロフ) - ヒスイさん» そうなんですね！では、更新頑張れぇーーﾋﾞﾋﾞﾋﾞﾋﾞﾋﾞ (2021年11月26日 16時) (レス) id: 33d476be95 (このIDを非表示/違反報告)
ぽてと(プロフ) - いつも神作ありがとうございます！いつもいつも陰ながら応援させていただいておりました。ヒスイ様の更新を励みに頑張っております！更新速度も早くて本当に感激です。これからも更新を頑張ってください。以上です。 (2021年11月26日 7時) (レス) id: 332fdff4d8 (このIDを非表示/違反報告)
ヒスイ(プロフ) - ぶるブルブルミちゃんさん» いやいや他の作者さんに比べたらまだまだです！！読者様の応援のおかげで書けています！！感謝です！！ (2021年11月25日 23時) (レス) id: a217f5439d (このIDを非表示/違反報告)
ぶるブルブルミちゃん(プロフ) - ヒスイさん» ツイステの小説なんでそんなうまくかけるんですか (2021年11月25日 23時) (レス) id: 33d476be95 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ヒスイ | 作成日時：2021年11月17日 12時
