2話 ページ2
その香りの正体は
貴「煉獄さん!」
パァァァっと目を輝かせれば煉獄さんは少し顔をしかめる
煉獄「早く蝶屋敷に戻るぞ。」
貴「え〜強いヒトと戦うの好き!ねぇ煉獄さん!日の出まで時間あるし私と戦いましょ〜!!」
煉獄「鬼は嫌いだ。戦うのならばその首ごと跳ねかねない。」
ギロりと睨まれる
貴「うわぁ〜こわいこわい……
でも、……そのままだと貴方死んじゃうよ〜。」
『弱いから。』
そう言えばピタリと止まる彼の足
煉獄「……。」
貴「怒った?ごめんね〜」
煉獄「帰るぞ……。」
再び足を進める煉獄さんの背中を追いかける
…貴方の弱さは、心の優しさ。正義感だ。
優しさが、正義感が強ければ強いほど、
それは弱さに変わる。
人のために死ぬのが強者か?
いや。生き残るのが強者だ。
煉獄さん。あなたはきっと。
……誰かのために命を落とす……
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ヒスイ(プロフ) - むつき。さん» むつき。様!ありがとうございます!嬉しいです!!頑張ります!! (2021年10月2日 9時) (レス) id: a217f5439d (このIDを非表示/違反報告)
むつき。(プロフ) - 初コメ失礼します。すごく素敵でした…その他作品も頑張ってください! (2021年10月2日 1時) (レス) @page15 id: da60582d52 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ヒスイ | 作成日時:2021年9月26日 14時