93話 君の最期を(宇髄天元side) ページ43
宇髄天元side
そして家に帰ってきた。
暫くして風呂に入ろうと脱衣場の扉を開いた時だった。
ノックをするべきだった。
俺の目の前には上半身下着姿のA。
宇髄「あ。…悪ィ…。………!」
思わず息を飲んだ。
その背中には痛々しい痣の数。
あの不良にやられた痕だ。
初めて見るその傷と痣に前世のAの最期を思い出す。
ボロボロで、見るに絶えなかったAの最期を看取ったあの日のことを…。
宇髄「…っ死なないでくれ…。」
気がついたらAを抱きしめていた。
貴「し、死なないよ…このくらい。平気だし。
てか、離して…。今下着だし…。」
顔を赤くするAを見て我に返る
宇髄「あァ。悪い…。」
脱衣場を離れた俺は1人部屋に戻り頭を抱えた。
あぁ…駄目だな…このままだと…。
負けてしまいそうになる。
次々に前世が思い出される…
宇髄「…っ…好きだ…A…。」
その想いが苦しい…。
そばに居るのが辛いよ…A…。
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
ちなみに。
余談ですが、無惨達との戦いで時透君は救えませんでしたが、蜜璃ちゃんと伊黒さんは救えたそうです。
今世でも2人は幸せに暮らしていて欲しいですね。
※私情により更新が遅れます。
1週間位は更新不安定になりそうです。申し訳ないです。
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ヒスイ(プロフ) - 蓬莱寺さん» 3章はまだ下書き中なので、100話まで書いたら公開します! (2021年4月11日 10時) (レス) id: a217f5439d (このIDを非表示/違反報告)
蓬莱寺(プロフ) - 次の小説へが見れない (2021年4月11日 1時) (レス) id: de353d3df7 (このIDを非表示/違反報告)
澪凪(プロフ) - ヒスイさん» 全然神絵師なんかじゃないけど任せといて!!!((え? (2021年4月8日 22時) (レス) id: a0ad16ec48 (このIDを非表示/違反報告)
澪凪(プロフ) - ヒスイさん» 夢に宇髄さん…!!いいなぁ(笑)ひすいは宇髄さん推しか!私無一郎と炭治郎夢書いてるけどやっぱりみんな好き← (2021年4月8日 22時) (レス) id: a0ad16ec48 (このIDを非表示/違反報告)
ヒスイ(プロフ) - 澪凪さん» そんな嬉しいこと言われたら嬉死するよ笑ありがとう!ちなみに次回作はやっぱり何故か宇髄さん。ちなみに宇髄さんが夢に出てきたのでそれを元に書いていくつもり…。夢小説書きすぎて遂に夢にも見てしまった。じゃあ時間あったら次回作もお願いね!神絵師澪凪ちゃん! (2021年4月8日 22時) (レス) id: a217f5439d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ヒスイ | 作成日時:2021年3月15日 14時