63話 遅すぎた約束(宇髄天元side) ページ13
歴史資料室の扉を開けるとそこにはAと煉獄がいた。
そうだ。いつも先を越される。
先にAを見つけるのはいつも煉獄だった。
Aの腰に手を回し、頬に手を添える煉獄。
宇髄「Aに何してやがる…」
貴「お兄ちゃん…」
天元ではない。久しぶりに呼ばれるその兄の印に、胸が痛い。
俺が軽々しく呼んでいた妹という言葉は。Aからすればこんな思いだったのか…。
そして突き付けられた現実は、あまりにも無情だった。
煉獄の背中に腕を回したAがこう言った。
貴「煉獄さんが。好きなんです。」
聞き間違いだと思いたかった。
貴「私は、煉獄さんの事が…好きなんです…」
だけど2度伝えられたその言葉は変わることはなくて…。
そうだ。俺はいつも間違って、
いつも遅かった。全て遅すぎたんだ。
64話 糸を繋いで(宇髄天元side)→←62話 愛に約束を(宇髄天元side)
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ヒスイ(プロフ) - 蓬莱寺さん» 3章はまだ下書き中なので、100話まで書いたら公開します! (2021年4月11日 10時) (レス) id: a217f5439d (このIDを非表示/違反報告)
蓬莱寺(プロフ) - 次の小説へが見れない (2021年4月11日 1時) (レス) id: de353d3df7 (このIDを非表示/違反報告)
澪凪(プロフ) - ヒスイさん» 全然神絵師なんかじゃないけど任せといて!!!((え? (2021年4月8日 22時) (レス) id: a0ad16ec48 (このIDを非表示/違反報告)
澪凪(プロフ) - ヒスイさん» 夢に宇髄さん…!!いいなぁ(笑)ひすいは宇髄さん推しか!私無一郎と炭治郎夢書いてるけどやっぱりみんな好き← (2021年4月8日 22時) (レス) id: a0ad16ec48 (このIDを非表示/違反報告)
ヒスイ(プロフ) - 澪凪さん» そんな嬉しいこと言われたら嬉死するよ笑ありがとう!ちなみに次回作はやっぱり何故か宇髄さん。ちなみに宇髄さんが夢に出てきたのでそれを元に書いていくつもり…。夢小説書きすぎて遂に夢にも見てしまった。じゃあ時間あったら次回作もお願いね!神絵師澪凪ちゃん! (2021年4月8日 22時) (レス) id: a217f5439d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ヒスイ | 作成日時:2021年3月15日 14時