【鬼滅の刃】キメツ学園の愛され姫《逆ハー》

8時限目 ページ8

貴「今は会いたくない…」



そう言って彼を避け続けて何日か経ったある日



遂に私は宇髄先生に捕まった。



撒いたはずのあの人から壁に追い詰められている。



所謂、壁ドンという奴だ。



いつ移動して来たんだ…忍者かよ…。



そしてこの一言。



宇髄「なぁ…A…。…俺の事…嫌いか？」



そう言う先生の声は少し寂しげで、先生の顔が…見られない。



貴「…。嫌いじゃないけど…好きでもないです。

それと…今後学校でこんな事しないで下さい。迷惑です。

今までありがとうございました。さようなら。」



冷たく放ったその言葉…。私からフったはずなのに…



自分が悲しくなって…。また涙が出てくる。



その顔を見られないように早足でその場を去った。



教室の前に立った私は、笑顔を作り、ドアを開ける。



貴「おはよう！」

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