44時限目 過去編 ページ44
10年前 11月15日 七五三
神社から戻ってきた私達。
私は千歳飴を片手に足をぶらぶらさせながら椅子に座っていた
母「A、そろそろ着物脱がないと汚しちゃうわよ?」
貴「えー私まだ着てたいよー。」
父「じゃあ最後に家でも皆で写真撮ろう!
母さん、カメラは?」
母「Aのバッグに入ってたわよね?
A、バッグはどこ?」
貴「あ…!!ごめんなさいお母さん…。
神社のお守りの所に置いて来ちゃった…」
母「あら…大丈夫よ。明日取りに行きましょう?」
優しく微笑んで頭に手を置いて撫でてくれる母。
貴「でも…無くなっちゃうかも…!あれはお母さんに買ってもらった大切なバッグなのに…それにカメラも…いっぱい写真撮ったのに…」
母「その時はまた新しいのを買ってあげるわ。」
貴「でも写真は…思い出は元には戻らないもん!やだやだ!今から取りに行く!!!」
そう。思い出はもう元には戻らない。
父「じゃあお父さんと一緒に車で取りに行こう。」
母「そう…?じゃあお母さんは美味しいご飯作って待ってるわ!」
あの時…お母さんの言うことを聞いておけば…こんな事には…ならなかったのにね
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水上灯 - たんじろとねずこちゃん双子 (2022年11月16日 22時) (レス) @page2 id: 278a10c8d3 (このIDを非表示/違反報告)
ヒスイ(プロフ) - 実弥さん» コメントありがとうございます!はい!更新頑張ります!!応援嬉しいです! (2020年12月12日 21時) (レス) id: a217f5439d (このIDを非表示/違反報告)
実弥 - 更新ファイト! (2020年12月12日 19時) (レス) id: b8ee803632 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:♪ヒスイ&みよ♪ | 作成日時:2020年8月21日 20時