【鬼滅の刃】キメツ学園の愛され姫《逆ハー》

38時限目 過去 ページ38

海に着くとそこは沢山の人がいた。



今の時代で言うなら三密状態？



少女｢おかあさんみてー！おしろつくったよ！｣



母親｢まぁ上手ね！…あ！｣



少女｢わーん！みずでこわれちゃったぁ！！｣



父親｢大丈夫だ！今度はこっちでもっと大きいの一緒に作ろうな！｣



少女｢うん！ありがとうおとうさん！｣




お父さんと…お母さんか…。



懐かしい…。
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忘れもしない。



あの日は今とは真逆の季節…冬、11月15日の出来事だった。





A｢ねぇ！お父さん！お母さん！みてみてー！｣




父｢A、綺麗だぞ！流石はお父さんとお母さんの子どもだ！｣




綺麗な和服の衣装、白い肌に紅い口紅、綺麗に結わえた髪。




母｢ふふ…本当に綺麗よA。今日は特別な日なの。

七五三って言って貴方の7歳のお祝いよ。神様に御挨拶しに行くのよ。｣




A｢はーい！お母さんお父さんだーいすき｣




母｢ふふ…お母さんもAの事が大好きよ！｣




父｢お父さんもAと母さんが大好きだ！！ﾊﾊｯ！｣



あの頃(・・・)は幸せだった。



いいなぁ…。もう1度あの日(・・・)に戻れたのならば…。私は…



あれ…？どうして…あの日に戻りたいだなんて…。


何故だろう…あの後の記憶が…思い出せない。


大事な事の筈なのに…

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