23時限目 宇髄天元side ページ23
宇髄天元side
夏休みに久しぶりの出勤、それは美術の補習のためだ。
やっと補習の時間が終わり、職員室に戻った時だった。
「迷惑だとは思っていない。俺はいつでも…」
階段から聞こえてきた声。
「もう行こう…!先生。」
それは俺の一番大切だった人の声で…。
「あ…!!」
驚いた声とともに荷物が落ちてきた。
落下音が階段に響く中、俺は階段下からそっと上を覗く。
そこには見たくない光景が広がっていた。
冨岡に抱きしめられるA…。
Aは嫌がるそぶりも見せず、そのまま冨岡の背中に腕を回した。
宇髄「くそ…。」
黒い靄を心に残したまま俺はその場を去った。
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水上灯 - たんじろとねずこちゃん双子 (2022年11月16日 22時) (レス) @page2 id: 278a10c8d3 (このIDを非表示/違反報告)
ヒスイ(プロフ) - 実弥さん» コメントありがとうございます!はい!更新頑張ります!!応援嬉しいです! (2020年12月12日 21時) (レス) id: a217f5439d (このIDを非表示/違反報告)
実弥 - 更新ファイト! (2020年12月12日 19時) (レス) id: b8ee803632 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:♪ヒスイ&みよ♪ | 作成日時:2020年8月21日 20時