検索窓
今日:5 hit、昨日:25 hit、合計:39,138 hit

7-48時限目 ページ48

煉獄先生家にて。



リビングに通された私の前に座る御二方。



勿論煉獄先生の顔はまともに見れない。




貴「お、お土産でございますです…。」




思わずカタコトになる私。




千寿郎「大丈夫ですか?なんか緊張されてます?」



そりゃあなたの兄上と色々あったから…。



なんて言えるわけなくて。




貴「大丈夫だよ!!なんでもないから…」




ちらりと煉獄先生を見れば意味深に笑ってた。




そして暫く雑談を交し時は過ぎた。




貴「取り敢えずお土産私に来ただけだからそろそろ帰ろうかな…。」




千寿郎「そうですか…では今日は僕が送ります!

兄上はまだお仕事残ってましたよね!

という事でAさん、今日は2人で帰りましょう!」



煉獄「…ま、任せた。」


貴「じゃあお願い…」



と千寿郎くんの熱意に負けた私と煉獄先生。




そして自宅まで着いてきてくれた千寿郎君。




貴「ありがとうね千寿郎君…!」




千寿郎「いえ。Aさんに何かあってはいけないので。」





そう微笑む千寿郎君が天使に見える。




貴「千寿郎君!やっぱり君は可愛い弟だ!!!」



ヨシヨシと頭を撫でると千寿郎君の顔が嫌に変わった



千寿郎「弟…いいですよ。Aさんがそう思うなら…。」



そう言って千寿郎君は私の元へ歩み寄る。




千寿郎「…でも…

…弟にこんな事されていいんですか?」




手を取られたかと思えば絡められた指。




そして密着する身体…。




突然のことに戸惑い千寿郎君を見れば妖艶な笑みを浮かべていて…




貴「…千寿郎君…?」




その姿にどこか煉獄先生を思い出す…




千寿郎「…他の人の事考えないで…僕だけを見てください。

僕以外考えられないようにしてあげます」



そう言って近づいてきた千寿郎君の顔。



いつの間にか後ろは壁で、逃げ場がない。



貴「せ、千寿郎君ストップ…!!」

7-49時限目 煉獄千寿郎side※→←7-47時限目



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.5/10 (33 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
60人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

澪凪(プロフ) - 千寿郎〜!!かわいい弟にしか思えない(笑)見た目もやることもお兄ちゃんそっくりなのね(笑) (2021年3月31日 10時) (レス) id: a0ad16ec48 (このIDを非表示/違反報告)
澪凪(プロフ) - 伊黒さんが恋愛に奥手なとこかわいい (2021年3月28日 1時) (レス) id: a0ad16ec48 (このIDを非表示/違反報告)
澪凪(プロフ) - ヒスイさん» やだ恥ずかしい(笑) (2021年3月23日 19時) (レス) id: a0ad16ec48 (このIDを非表示/違反報告)
ヒスイ(プロフ) - 澪凪さん» 嬉しいですー!想像したら微笑ましいです!お寝ぼけ澪凪さん可愛いです笑 (2021年3月23日 11時) (レス) id: a217f5439d (このIDを非表示/違反報告)
澪凪(プロフ) - ヒスイさん» ね〜!!いつも楽しみにしてるよ!そういえば私今日の朝寝ぼけてお茶飲もうとしたら何故かパジャマに全部ぶっかけててびしょびしょにして怒られた…(笑) (2021年3月23日 11時) (レス) id: a0ad16ec48 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:♪ヒスイ&みよ♪ | 作成日時:2021年2月27日 17時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。