検索窓
今日:19 hit、昨日:5 hit、合計:39,127 hit

7-29時限目 ページ29

「…そいつに触るな。」



建物の間から差し込む光に照らされた銀髪。

そう。その人は…



貴「宇髄先生…!!」




太陽に照らされて月のように輝く先生はヒーローのように見えた。




宇髄「その汚い手を離せ。そいつァ俺の大切な人だ。」




大切な人。その言葉に思わず胸が締め付けられる。




男「あぁ?んだと?」



男の1人が宇髄先生の胸ぐらを掴んだ。



その瞬間男は地面に伏せていて…



男「くっ…!!やりやがったな!!」



その言葉を引き金に男達は私を離し一斉に宇髄先生に飛び掛った。



だけど宇髄先生がこんな奴らに負けるわけもなく…



男「くそ…!!」



一人の男が鉄骨を手に背後から宇髄先生に襲いかかろうとするのが見えた。



貴「…はっ…!!!先生避けてっ!!!」



言葉よりも体が早く動いた。



貴「っ…!!」



ギリギリの所で鉄骨が私の腕を擦る。



宇髄「A!ぐっ…!!」



それに気を取られた先生は別の男からの拳を受けた。



先生の口から血が流れる。




…っ…!




貴「…よくも…よくも先生に…傷をつけてくれたな…」



男「なんだこいつ…急に…」



ごめんなさい。神様。今日だけまた悪い子に戻ります。



貴「…無限中学の暴れ姫とは私のことじゃあ!!!」



男から鉄骨を奪い真っ二つに折り曲げた。



「ひぃぃ!!化物だ!!」



「お、怖気付くな…!!こっちは6人も居るんだ!2人で倒せるわけがない!!」


6対2…。昔に比べれば…こんなの…



貴「…先生…後ろは任せました。」



宇髄「…おう任せろ…ド派手に行こうぜ……」




私達は背中合わせで男達に立ち向かった。



それは初めて出会ったあの日のように…。

7-30時限目 宇髄天元side→←7-28時限目



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.5/10 (33 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
60人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

澪凪(プロフ) - 千寿郎〜!!かわいい弟にしか思えない(笑)見た目もやることもお兄ちゃんそっくりなのね(笑) (2021年3月31日 10時) (レス) id: a0ad16ec48 (このIDを非表示/違反報告)
澪凪(プロフ) - 伊黒さんが恋愛に奥手なとこかわいい (2021年3月28日 1時) (レス) id: a0ad16ec48 (このIDを非表示/違反報告)
澪凪(プロフ) - ヒスイさん» やだ恥ずかしい(笑) (2021年3月23日 19時) (レス) id: a0ad16ec48 (このIDを非表示/違反報告)
ヒスイ(プロフ) - 澪凪さん» 嬉しいですー!想像したら微笑ましいです!お寝ぼけ澪凪さん可愛いです笑 (2021年3月23日 11時) (レス) id: a217f5439d (このIDを非表示/違反報告)
澪凪(プロフ) - ヒスイさん» ね〜!!いつも楽しみにしてるよ!そういえば私今日の朝寝ぼけてお茶飲もうとしたら何故かパジャマに全部ぶっかけててびしょびしょにして怒られた…(笑) (2021年3月23日 11時) (レス) id: a0ad16ec48 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:♪ヒスイ&みよ♪ | 作成日時:2021年2月27日 17時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。