【鬼滅の刃】キメツ学園の愛され姫７《逆ハー》

7-28時限目 ページ28

その頃Aは。貴方side



涙を流しながら京都の街を駆けた。


貴｢あれ…ここどこ…｣



いつの間にか辺りは狭い路地に入っていて、



知らない土地で迷子とか…最悪の状況…。



とりあえず…人に声かけた方がいいよね…。


涙を拭い近くにいた数人の男達に声を掛けた。



それが間違いだった。



男｢ねぇ君凄い綺麗だね…その着物どうしたの？舞妓？｣



貴｢いえ、その…。…道がわからなくなって…｣



男｢へぇ迷ったの？なら俺達が案内してやろうか？｣



貴｢本当ですか！！ありがとうございます！｣



いい人達だと。そう思った。なのに…。



男｢俺達を楽しませてもらった後にね。｣



ジリジリと寄ってくる男達。



一人の男が私の着物に手を付けた。



男｢そんな潤んだ瞳で…誘ってるの？｣



貴｢…っ…！！止めて…！！｣



私の抵抗も男達には効かなくて、その手は簡単に拘束された。



男の手が着物の中に滑り込んでくる。



…気持ち悪い…。



絶望に沈みそうになったその時だった。



｢…そいつに触るな。｣



輝く光が、私を見つけた。

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