【鬼滅の刃】キメツ学園の愛され姫７《逆ハー》

7-23時限目 宇髄天元side ページ23

宇髄side




貴｢冨岡先生は、行き場をなくした私を拾って育ててくれた命の恩人です。｣




初めて知った好きな人の過去。




そう言えば前に不死川が言っていた



あの母親に捨てられたと。



その先の施設で母親が起こした火事に巻き込まれたのも知っている。



その時にAを救ったのが冨岡だったのか。



それで一つの謎が解けた。



階段の上で抱き合っていた2人。



あれにも何か事情があったって訳か…。




貴｢冨岡先生は、私の家族の様に、大切な人なんです…｣



そう微笑むAに冨岡が羨ましく思った。



何を思ったのかわからないがこの腕はいつの間にかAを抱きしめていた。



貴｢…宇髄…先生…？｣



俺を見上げキョトンとするA…。可愛い。

なんだこの危機感の無さ…

冨岡が過保護になる理由も分かるわ。



宇髄｢お前…もう少し危機感っての持てよ…｣



貴｢またそれですか…｣



またって…他の奴らにも言われたことあんのかよ…


何か分からないが嫌に心がもやもやした。

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