【鬼滅の刃】君がため《短編集》2

柱合会議3 ページ27

不死川「テメェ…今なんつったァ？！」



冨岡「もう一度言う。煉獄がAにキスをした。(もしかして瞼にするキスは挨拶なのか？俺もAにしてみたいﾑﾌﾌ)」



それに反応した他の全柱



伊黒「おい冨岡。それは本当か？だが煉獄が一方的にした事だろう…それで、Aはどんな顔をしていたんだ？くそ…煉獄の奴許せない…ﾈﾁﾈﾁ」



悲鳴嶼「無理矢理キスをされたという事か？あぁ…可哀想に…南無南無」



冨岡「(煉獄の顔が)赤くなっていた(だがAの顔はみえなかったから分からない。)」



不死川「許せねェ煉獄の野郎…。」



宇髄(婚約者のフリとは言え、キスするとは許せねぇなァ…)




そこに現れた3人(A、煉獄、時透)




貴「どうかしたの…？みんな怖い顔して」




煉獄「よもや！喧嘩か！良くないぞ！」




時透君は相変わらず空を見上げてぼーっとしている




伊黒「おい煉獄…Aにキスをしたというのは本当か？」




それに反応したのは



時透「…どういうこと？煉獄さん…」



そういう時透君の目は、ちょっと怖かった。



煉獄「本当だ！だが何故そこまで怒るのだ？」




不死川「あったりまえだろォ！よくもAの初めてをうばってくれたな」




煉獄「誤解だ！君達は何か勘違いをしている！」




時透「どうでもいいんだけど…一回も二回も変わんないよね？」




Chu…




貴「ちょっと…！！」



口に…された…。初めてなのに…。



煉獄「な！俺でも口にはしていないのに、ずるいぞ！」



宇髄「どういう事だァ煉獄？」



事情を説明する



伊黒「という事は…初めては…時透か！」




不死川「許さねぇぞ時透！！」




貴「まぁ、時透君はまだ子供だから…」




時透「子供扱いしないでよ。僕だって男だ。」




ジリジリと寄ってくる時透君。



冨岡「これ以上は許さないぞ」



立ちふさがる冨岡さん。少しかっこいい。



「あァAは俺が貰う」



不死川さんに背後をとられる



「なぁ時透、1回も2回も変わんないんだろォ？」



耳元で話され擽ったい。




「ちょ…不死川さ…やめて…」




恥ずかしさから顔が赤くなる




「照れてんのかァ？可愛い…」



不死川さんの手がゆるんだと同時に冨岡さんに手を引かれる。



そしてそのまま私は冨岡さんの胸に収まる



伊黒「冨岡！こっちだ！」



伊黒さんの声とともに私達はその場から逃げた。

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