【鬼滅の刃】君がため《短編集》2

悲鳴嶼行冥『過保護』 ページ21

貴「悲鳴嶼さん！お買い物行ってきます！」




悲鳴嶼「あぁ…。だが暗くなる前に帰ってくる事そして変な人には近づかない、そして…」




貴「あぁもう分かってますよ！大丈夫です！！！」




悲鳴嶼「あぁ可哀想に…南無南無…やはり玄弥と共に行ってくるといい。」




そう。悲鳴嶼さんは…。過保護なんです。




そして買い物が終わってからの帰り道。




貴「そう思わない？？！玄弥君！！！」




結局玄弥くんと一緒に行った←



悲鳴嶼さんが過保護過ぎる件について話すと玄弥君は




玄弥「へへ。Aは愛されてるんだな。」




なんて優しく笑っていた。



貴「わけないない。」



そう。悲鳴嶼さんも玄弥君も大きすぎるから私を子供扱いしているんだ！！



玄弥君と話していたらあっという間に家に着いた。




そしていつもの如く悲鳴嶼さんからの質問攻め




悲鳴嶼「おかえりA…。変な人に絡まれたりしなかったか？転んだり怪我したりしなかったか？」



どんだけ私ドジだと思われてるんだ！！



貴「あぁ！もう悲鳴嶼さん！！！私だって子供じゃないんですよ！！！
もう…！！大人なんですから…！！！」



ついカッとなって怒鳴ってしまった。




すると悲鳴嶼さんは少し悲しそうな顔をして小さな声でこう言った。




悲鳴嶼「…すまなかった…。ただ私はAが心配なのだ。…Aが…あまりにも可愛いから。」





貴「え！？いま悲鳴嶼さん可愛いって！！？そう言ったよね？」




デレた？デレたよね！！！



悲鳴嶼「南無南無南無南無」



なんてはぐらかすように無視されたけど嬉しい！！




貴「えへへー悲鳴嶼さん大好き！！」




そう言って抱きつくと優しく撫でてくれる悲鳴嶼さん。




超絶過保護だけどやっぱり大好きです悲鳴嶼さん！！！

不死川玄弥『おとぎばなし』リクエスト→←我妻善逸『竈門家長女の恋事情』HAPPYEND

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