【鬼滅の刃】君がため《短編集》2

かまぼこ隊2 ページ13

貴「はぁ…はァ…。出れたの…？」



現実に引き戻してくれる様に誰かに抱きしめられる。



善逸「よかったAちゃん！！！！炭治郎！！！
てか凄いびしょ濡れじゃん！！(ぎゃぁぁぁAちゃんが濡れててすっごくいい感じに…)」


善逸を見て現実に戻ったんだと安心する。



炭治郎「鬼は！！」



伊之助「俺様が倒した！」



ドヤ顔でそう言う伊之助は、被り物をしていなかった。

体の傷から苦戦したようだ。伊之助…よく頑張った！


貴「ありがとう伊之助！…本当死にかけた。炭治郎が居なければ今頃………」



あれ…さっき…生きる為とはいえ、私達…キス…してたんだっけ…。



さっきのことを思い出して赤面する



炭治郎「すまないA！！嫁入り前なのに…ﾑｸﾞｯ」



急ぎ炭治郎の口を手で塞ぐ。皆に知られてなるものか！！



善逸「もしかして…俺のAちゃんになんかしたのぉおぉ！？？」



貴「なぁんにもないよぉ？！ね！炭治郎！！！！」



炭治郎に空気を読めとガン見するも…



炭治郎「大丈夫だA！責任は必ず俺がﾑｸﾞｯ」



天然な長男は分かってない！！！



善逸「ぎゃぁぁぁぁぁ」



貴「もう2人とも黙っててぇぇぇぇ！！！！！？？」



伊之助「何やってんだお前ら？

まず、Aは俺のもんだ」




私を引き寄せ首元に甘噛みする伊之助




貴「ちょ…っ…擽ったいよ…！」



善逸「ぎゃぁぁぁ伊之助までなにやってんの！！

でもAちゃん可愛いよぉぉぉ！！」



その日宿に帰るまで…3人とも引っ付いて離れてくれなかった。


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善逸「なんでぇぇぇ？！？なんで俺だけAちゃんとのイチャラブが無いんですかあぁぁぁぁぁ？？？？！」


貴「善逸…大丈夫。善逸の事も大好きだよ！」


善逸「…俺…もう死んでもいいや…。Aちゃんが尊い…」


炭治郎「よかったらお気に入りして行ってくれ！」


伊之助「ひょーかも忘れるんじゃねえぞ！！」

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