【鬼滅の刃】君がため《短編集》

我妻善逸 嘴平伊之助『選べない』 ページ18

貴方side




どうも。蝶屋敷でしのぶさんのお手伝いをしているAです。



数週間前から治療を受けに来ている3人がいます。



1人は真面目に治療しているんだけど…残り2人が…




善逸「Aちゃん今日も可愛いよぉぉ！！結婚して！！」




毎日のように口説いてくるたんぽぽ頭こと我妻善逸。




そして




伊之助「猪突猛進！！」




が口癖の猪被った元気な子！その名前は嘴平伊之助。




だけど伊之助君ったら被り物とったらびっくり！




中から出てきたのはほんときれいな顔立ち。





そんなある日の事、




いつもの様に善逸君を追いかけている伊之助君。




あら。今日は被り物してないんだ…なんて思っていると、




善逸「Aちゃぁぁあん助けてぇぇぇ」




と言いながらこっちに走ってくる善逸君。





そして素早く私の後ろに隠れた彼。





伊之助「猪突猛進！！」





すぐ近くで聞こえたその声…前を見た瞬間、





突然の事に避けきれなかった伊之助君が私に突っ込んで来た。





貴「わぁっ！！！！」Chu…





そのまま押し倒される私達。




下には善逸君、上には伊之助君…。
(サンドイッチ…サンドウィッチ？)




て言うか倒れた時に唇に柔らかい感覚がした…。





それが伊之助君の唇だったと気づいた私は





貴「ごごごごこごごめん！！！！」





壊れた機械のように謝り、体制を戻す。





伊之助君は一点を見つめたまま、ほわほわしている。





善逸君は何か考えたかのようにこちらに寄ってくる。





肩を掴まれたのかと思えば善逸君の顔が目の前にあった。






そして優しく口付けをされる。





善逸「Aちゃんは俺のだから…。上書き…。」




なんて顔を赤くしている…。




あれ？付き合ってたっけ？なんて照れながら考えていると急に横から手を引かれる。




伊之助「おい紋逸。こいつァ俺の獲物だ！」





いつになく真剣な眼差しをした伊之助君がいた。





「「Aはどっちを選ぶ？」」



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伊之助「俺を選んでくれるんだったら評価をしてくれ！」


善逸「Aは俺を選ぶよね？お気に入りで教えてね」


「どっちも選べないよって方は評価＆お気に入り登録お願いします！」

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