【銀魂】君が好き2《短編集》

神楽『紅い蝶』 ページ31

神楽『紅い蝶』貴方side



私には神楽という大好きなお姉ちゃん(双子)がいた。


貴「ねぇ神楽。私達…ずっと一緒だよネ？」


神楽「うん！Aと私はずっと一緒アル！」




そう…誓い合った。なのに…




神楽「ごめんネ…ずっと一緒だって…約束したのに…」



私たちの村では双子は忌み子。生まれ次第妹は殺されていた

母と父は私達のことをずっと隠していた。だけどそれがバレたのだ


捕まれば私は殺されてしまうだろう



貴「そんな事言わないでヨ！！死んじゃ嫌！！！行かないで！！」


神楽は自ら死のうとしていた


神楽「仕方ないヨ…こうしなきゃ…Aが死んじゃう。」


貴「だったら一緒に！！私も一緒に行くから！！」


神楽「それはだめアル。Aだけでも生きて…」



貴「そんな。私達は2人で1つなんだヨ…
片方だけが生きていても…意味がないヨ…」


神楽「A…。そうアルな…私達は…2人で1つ…。
小さい頃からずっと一緒だったアル…」


ご飯を食べるときも、布団で寝る時も。

二人でこっそり家を抜け出した時も

…お母さんが死んじゃった時だって…ずっと一緒だった。


貴「だから…今度も一緒に逝こう？ずっと…二人で…ずっと一緒に…いようヨ…？」


神楽「A…。そうアルネ…。一緒に…。

きっとまた…来世でも一緒にいようね…。」



そう言って私達は崖から飛び降りた。


手を繋いだ2人はまるで紅い蝶のように舞って…暗闇に消えていった。

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貴「あれれー？おかしいなー。これ『紅い蝶』って有名なホラゲーの零のパクリじゃないですかー？」

神楽「そうネ！だって作者はホラー大好き、特に零大好きなんだヨ。」

貴「でも紅い蝶だけ持ってないんだよねー。」

零シリーズ好きな読者さんいませんかー？！！

沖田総悟『2人なら』→←神威『甘いお菓子』

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