別れよう。って言ってみた@ユル ページ48
結局、そらるさんが帰ってきたのは次の日の夜11時。
きっと疲れているだろうと思ってお風呂も追い焚きし、ご飯も温めておいた。
ーーーーーーガチャ、バタンーーーーーーー
スタスタスタ……
彼はリビングの扉を開けて入ってきた。
『そらるさん、おかえりなさい。』
そ「え、あ、A、起きてたの。 …ただいま。」
『ご飯、温めておいたんです。お風呂沸いてますよ。疲れたでしょう。』
そ「……ごめん、A。俺疲れてるから、もう寝るわ。おやすみ。」
『ぅ、えっ、そらるさーーバタン！！ーー
……。』
そのまま彼は出て行ってしまった。
それからというもの、ご飯も一緒に食べず、日中はほとんど家に居ない。 帰ってくるのも深夜。
『もう、潮時かな。』
考えたくなかった。
でも、このままの状態が続く方が、辛い。
私は意を決してそらるさんに言うことにした。
今日も帰ってくるのは深夜11時半過ぎくらいだろう。
もう、あの日のことがあってから私はそらるさんを遅くまで待たなくなっていた。
でも今日は、待っていないと。
ーーーーーーガチャ、キィ……
スタスタ……
ーーーーーガチャッ……
扉が開いた。
そ「…！！A、起きてたんだね。 ……あ、あの俺、明日も早いし、もう寝るわ。じゃ、……」
そういってそそくさ出て行こうとする彼を、
引き留めた。
『っ……待って！！そらるさん！！』
そ「っ…！ な、何？」
『私、伝えたいことがあるんです。少し、待ってくれませんか。』
彼はちょっと考えた末、
そ「……うん、いいよ、」
私と彼はテーブルの椅子に座り、向かい合わせになった。
そ「A、俺明日も仕事あるから、早めに……『分かってます。すぐ、、終わりますから。』
私が強めにそう言うと、彼は少し驚いたのか、首を引っ込めた。
『じゃあ、単刀直入に言いますね。
……別れましょう。』
我ながら本当に素早く言ったと思う。
そ「っ、え？？急に…なに、冗談でしょ？」
『…え？冗談じゃないですよ。』
……え？？困ってるの？そらるさん。どうせ、演技ですよね。
貴方にはもう愛する人が私の他にいる。
そ「……え、え、A、どうした？」
『え、だから、別れてください。』
そ「………なんで。」
『……え？？なんでって、、
(そらるさん、あなたのせいですよ。)』
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推しが命💋 - きゃーーーー！！！！ (2022年1月17日 17時) (
レス) id: 959b78bd59 (このIDを非表示/違反報告)
ユル(プロフ) - 先輩羅沙さん» ご感想ありがとうございます！！！泣) そう言っていただけて本当に幸いです(*´∀｀*) (2019年10月28日 7時) (レス) id: 9be2d991b7 (このIDを非表示/違反報告)
先輩羅沙(プロフ) - 別れよう。の時まふくんのとこからずっと心臓が痛かった・・・ (2019年10月28日 2時) (レス) id: 3dce6c1b23 (このIDを非表示/違反報告)
ユル(プロフ) - リクエストくださぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁい (2019年10月13日 21時) (レス) id: 9be2d991b7 (このIDを非表示/違反報告)
犬猫@猫くん(プロフ) - ユルさん» ありがとうございます!無理しない程度に更新頑張ってください! (2019年9月23日 18時) (レス) id: 9f17e44f33 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ユル x他1人 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/gokahou/
作成日時：2018年12月30日 16時
