風邪の谷のBTS

家。 ページ16

何分か歩いて家に着いた。









そう、私の家と学校は、凄く近い。
(何の報告？)









「お邪魔しまーす」









　

そう言って家に入った。









私の家には、両親がいない。









昔両親を失ってからずっと一人で育ってきた。









『部屋いこ！』









「うん。」









そう言ったおっぱは、顔が赤かった。









熱上がったかな？と思い体温はかると









"38.9℃"の文字が。









『おっぱ、しんどい？』









「うん。」









『でしょーね、お腹すいた？』









「うん。」









『分かった！ちょっと待ってて！』









そう言い、キッチンに行きお粥を作った。









おっぱにお粥を持っていくとやっぱり食欲は、あったみたいで物凄い早さで食べ終えた。









「美味しかった」









『良かった！冷えピタ持ってくる、』









そう言って部屋を出ようとした瞬間。









ばっ！と手を捕まれて、









「行かんといて、寂しい」









何て言うもんですから我氏死亡。









そのままおっぱに手を引かれて、ベットに寝転んだ。(いやぶつかったの方が的確かな。)









その後やっぱり熱は下がらず、家におっぱが泊まることになったので風邪引いてるのにそのまま一緒に寝た。

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