風邪の谷のBTS

２.じんさん風邪。 ページ2

ピーンポーン♪




「入ってええよー」




『言われんでも入ってきましたよ！』




「ほんまにやること早いんやな。」




『じっとしとく約束は、どこ行ったんかな〜』




「トイレ行った帰りやねん！」




『あ、そうなん！』




「早くこっち来て〜」




『はーい。』




「ここ座って！」




『ありがと。ジンの部屋綺麗やな！』




「そうか？？」




『真っ白やん！』




「そやろ！ｺﾞﾎｯｺﾞﾎｯ」




『あ、風邪引いてたんやごめん忘れてた。』




「何忘れてんな！１番重要や！」




『冷えピタある？？』




「あるかな？無いと思うわ。」




『買いにいってこよか？？』




「いやや。ここにおって。」




『ほんじゃタオル濡らして持ってくるわ！』




「うん。ｺﾞﾎｯｺﾞﾎｯ」




『顔赤なってきたやん。
　しんどなってきた？？』




「ミオおるからいける。」




『ミオおるからってそんな変わらんかと
　思うけどな！まぁ行ってくるから待ってて』




「分かった。」




ミオがおらん時ジンは。




「めっちゃ気にしてくれんやん。
　ほんまに好きやわ。ミオ呼んで正解！」




タオル取りに行ったミオは。




『こういう会話好きやからジンから
　離れられへんやろな。離れたくないけど！』




「ミオ〜まだ？？」




『もうちょい〜』




「あ、帰ってきた。」




『どんなけ寂しいん！可哀想に。』




「やろ〜。悲しいわ。そんなこといいから
　早くしてよ。」




『はいはい。』




「ありがとう。なぁミオのオンマに
　ちゃんと言った？？」




『ジンのオンマと旅行行ってるから
　ジンのオンマから聞いてるやろ！』




「ほんまやな！なぁミオ〜俺の横に寝転んで」




『寝て転んだら良いんやな？？』




「そうゆうことちゃう。なぁ今日ぐらい
　良いやん寝てよ。」




『今日は、甘えたやな！良いよ寝転んだるわ』




「ありがと〜」

じんさん風邪。3→←じんさん風邪。

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す