Episode 16 -体育祭 ３- ページ29
確か私の初戦の相手は
瀬呂君だったはず…
で、谷崎さんが、轟君
谷崎さんは二番目に出るんだよね
ん、そろそろ二回戦目か…
緑谷君はなんか色々あったけど勝ち残ったんだよね
谷崎「あ、詩詠ちゃん……」
『谷崎さん、大丈夫ですか？』
谷崎「うん、緊張してるだけだから」
『頑張ってくださいね』
谷崎「うん、行ってくる」
マイク「第二試合！殆ど川端の力で勝ち上がってきたんじゃないか？谷崎！vs君、ちょっと強すぎないか？轟！スタート！」
谷崎「異能力 細雪」
轟「………」
轟君…なんか怒ってる？
そんなことを考えた瞬間
谷崎さんは氷漬けになっていた
一瞬、スタジアムが静寂に包まれた
ミッド「谷崎君、動ける？」
谷崎「無理です……」
ミッド「まぁ、そうよね、勝者、轟君」
轟「悪い、谷崎」
谷崎「大丈夫だよ、多分」
その後、順調に進んで
私の番です
マイク「優秀！優秀なのに拭いきれないその地味さはなんだぁ！ヒーロー科、瀬呂範太！vs予選は圧倒的な差をつけて一位で突破！こいつに勝てる奴なんているのか？川端詩詠！」
ミッド「スタート！」
瀬呂「いきなりお前に当たるとか、終わってるよな……」
『酷くない？』
瀬呂「仕方ねぇ、行くぜ！」
瀬呂が走ってきた
勝ったな
『ワープ』
瀬呂「えっ？！」
ミッド「…勝者、川端詩詠！」
マイク「なんと！瀬呂が走ってる方向にワープゲートを作り、場外に出した！実況できねぇ！」
あ…今は緑谷君と轟君の試合か
次の私の相手は……
常闇君か
ミッド「緑谷君、場外！勝者轟君！」
決着ついたんだ
なんか最後爆発音がすごかったけど……
谷崎さんに何があったか後で聞こう
さて、私の番です
ミッド「スタート！」
常闇「黒影！」
黒影「あいよ！」
マイク「おっと！常闇が攻撃するが、余裕で避ける川端！ん？常闇の攻撃が止まったぞ！互いに動かない状況が続く！」
そういえば、あの異能まだ使ったことないな
使ってみよ
常闇(何を考えているんだ？)
『異能力 夜叉白雪 金色夜叉』
最近、二つまでなら
同時に違う異能が使えるようになったんだよね
マイク「川端の後ろになんかでたぁ？！なんだあれは！刀を持った…夜叉か？しかも、満面の笑みで立ってる川端の後ろに夜叉が二体って軽くホラーだぁ！」
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美月 - とってもいい作品でした！頑張ってください！ (2020年12月20日 14時) (
レス) id: 0830061a27 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：いずみ | 作成日時：2018年2月18日 2時
