9 過去編 ページ12
天side
その日かは彼女の見方が変わった
それからまたしばらく経ったある日
Aが変な言いがかりをつけられていた
撮影の為の機材がひとつ、壊れていたらしい
本人は否定していた
確かに、彼女はそんな事するような人じゃないし
もし事故で壊してしまったなら
正直に言うはず
でも、いくら否定をしても聞いて貰えず
困っていた
すると身体が勝手に動いて
天「ねぇ」
天「この子がやったって証拠はあるの？」
証拠は無いのか相手は縮こまっていた
証拠も無いのに決めつけて
それに腹が立った
天「証拠もないのに言いがかりはやめて。確かに、この子は馬鹿でドジだけど、ボクたちに対して一生懸命やってくれてる。次この子に何か言いがかりをつけたら許さないから」
そんな、柄でもないことを言っていて
自分でも驚いた
ふと彼女を見ると
泣いていた
…また泣いてる
天「あーあ…泣いちゃって、ブスがもっとブスになるよ」
なんてちょっとからかってみた
貴「最低！！」
君はいつも通りに戻っていて
僕はこの時から
”君を守ってあげたい"
と思い始めた
いつも通りムスッてしてる君に
天「嘘嘘w君は笑顔が似合うから、笑いなよ」
と言った
天「ほら、帰るよ」
少し照れくさくなり君の腕を引き
歩き始めた
歩いていると
貴「ね、ねぇ…なんで…知ってるの…？」
急だったからなんのことか分からなかった
天「なにが？」
そう返すと
彼女は少し躊躇いながら
貴「私が…色々してるの…」
あぁ、その事か
謝りに行ったとは言えず
天「別に、たまたま早く行ったら君がやってたから」
と言った
貴「そ、そっか…」
少ししんみりしたから
天「眠かったのか顔死んでたけどね」
とからかった
貴「一言余計！！！」
と君はまたムスッとする
その顔が愛おしい
なんて思った自分がいて
少し照れ隠しで
天「早くして、置いてくよ」
といった
貴「待ってよ〜！！」
必死に追いかけてくる君は可愛かった
それにさらに重ねて
貴「助けてくれてありがとう！！」
なんて笑顔でいうから
僕は
天「その笑顔…反則…」
と小さく呟いた
__________________
過去編長くなりました！！すいません！！
これは私が書きたくて…
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miohchan(プロフ) - うっちゃんさん» またコメントありがとうございます！！続編も頑張りますので是非読んでください！！ (2021年8月28日 1時) (
レス) id: 3a02198401 (このIDを非表示/違反報告)
うっちゃん - 続編にいっても読みます！！頑張ってください！ (2021年8月27日 23時) (レス) id: d1761c5b5e (このIDを非表示/違反報告)
まみ(プロフ) - miohchanさん» ありがとうございます！また更新を楽しみにしています。 (2021年8月20日 22時) (レス) id: 92e2edc1fc (このIDを非表示/違反報告)
miohchan(プロフ) - まみさん» コメントありがとうございます！！実は今、連載は休止しているのですが、亥清悠くんの作品を書いてるので是非見てみてください！！ (2021年8月20日 15時) (レス) id: 3a02198401 (このIDを非表示/違反報告)
まみ(プロフ) - 悠くんと幼なじみで付き合うみたいな小説が読みたいです。 (2021年8月20日 9時) (レス) id: 3d7cae2062 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ハルミ(逢河マキノ応援団) | 作成日時：2021年6月11日 21時
