Don't let go, can't let go． (ページ50)

今日:12 hit、昨日:20 hit、合計:98,730 hit

37/作者より続編のお知らせページ50

･

彼は、私がマンションに入って、見えなくなるまで見送ってくれた。
振り向けば、ぱっと手を振ってくれる。

優しい笑顔が、とても眩しくて。
あの柔らかい雰囲気は、あの人にしか出せないものだと感じる。
あの優しさは、どこまで深いのだろう。
他の人の気持ちを優先してしまって、自分を蔑ろにしてしまうことがあるんじゃないかって思うくらい。

包み込んでくれるような優しさに、
気づけば沼にはまったかのように、
逃げれなくなるんじゃないか――。

そんな、気が、した――――――。

駿佑今日はほんまありがとう、助かったわ
Aこちらこそだよ!
駿佑今度は来月でええかな?誕生日近いねん
A大丈夫だよ、私日祝が固定でお休みだから、空いてる日があったら教えてね
駿佑ありがとう!
楽しみにしてるな
A私も楽しみにしてるね
楽しみにしてるって言うのも変だけど笑
駿佑たしかに、そうやな?笑

それからも、何気ないメッセージは続いた。

彼の優しさが垣間見える言葉選びに、
ひそかにそのやり取りが楽しみになっていたのは
私だけの秘密だ――――。

――――――――――――――――――――――――

続編のお知らせ

ここまでご覧いただきありがとうございます。

50話になりましたので、続編へと移行いたします。

続けてご覧いただけると嬉しいです。

よろしくお願いいたします。

ここまでの評価をいただけると嬉しいです…(小声)

･･･････････････
ここからは作者の戯言です(飛ばしても○)

思っていたよりも長くなりそうだなあと…。
構想を練っているところなのですが、
まだ起承転結で言えばまだ起…な気がしています。
なにせまだ西畑くんの活躍(？)まだですしね…。
今後の各人の活躍(？)にご期待ください。

結末はまだ決めれてなくて。
Aさんの気持ちに寄り添えるように頑張るつもりです。

新作もひそかに書き始めてしまって。↓
Fate or Destiny
こちらは特殊設定になるので注意です。

ちなみに、当方、話が変なところで途切れたりしてるのは、文字数制限に引っかかってるからです…。
これからは、ちゃんと途切れずできると思います。

そんな私ですが、これからも
作品をよろしくお願いいたします。