今日:61 hit、昨日:20 hit、合計:98,779 hit
小｜中｜大
28 ページ33
･
和｢また誘ってええ？｣
私がタクシーに乗り込んだ時、彼は少し不安そうな顔でそう言った。
まさか、“また”があるとは思っていなかった私は、
とても驚いたものの、考えるより先に、もちろんです、と満面の笑みで返していた。
明るくて一緒にいて楽しい大橋くんとまた会える、と考えるだけで、気持ちが前を向く気がする。
そうやって、私たちはわかれた。
私の乗ったタクシーが見えなくなるまで、彼は大きく手を振り続けていてくれた。
私も、それに答えるように、見え続けている限り、手を振り続けた。
和也今日はほんまありがとう!
めっちゃ楽しかったわ
絶対また誘うな?
Aこちらこそすぎです!
ほんとにありがとうございます、ご馳走様でした。
とっても楽しかったです!
ぜひぜひ!誘ってください!
和也Aちゃんて、意外とフッ軽?笑
A激重ですけど?笑
和也でも誘ってええねやろ?笑
Aそれはもう、大橋くんですから?笑
和也なんやねんそれ笑笑
そんな軽いやり取りをしながら、私は気づけば寝落ちしてしまっていた。
和也送信取消
和也おやすみ
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 407人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：SOLa | 作成日時：2023年3月6日 23時
