入学式3 ページ6
なんとクラスの列には
男にしては小さい緑のパーカーを着た奴がいた
(まって、あのチビ緑パーカーは…)
？「ゲッ！さっきのチビ。」
『やっぱりお前か！』
後ろ姿で分かってはいたものの、気分は下がった
(神様なんて信じない。絶対信じない。今度から絶対お願いとかしない。)
今日が人生で一番神様を恨んだ日かもしれない
無言…というのも苦手だから話しかけてみようと思ったが
『なんでここにいるのよ！』
やはり突っかかってしまう
？「いたら悪りぃかよ！」
『べ、別に悪くはないけど…アンタC組なの…？』
？「だからここにいるんだろが。」
『そ、そうよね…』
(今回ばかりはアイツが正しいわね。)
正論で返され、納得するしかなかった
『そうだ！名前！アンタ名前なんていうの？』
？「なんでテメェに教えなきゃなんねぇんだよ。」
『どうせクラス一緒なんだからいずれ知ることになるじゃない。何？そこまで私の事が嫌いなの？』
(待て待てこれじゃあ何だか私が好きかのよう…)
？「違う違う！ナワーブはね、本当に素直じゃないんだ〜。」
私の思考を遮るように
とても可愛い金髪の女の子が話しかけてきた
『えっと…？』
(だ、誰…？)
機「あぁ、ごめんね。ボクはトレイシー！ボクもC組だからよろしくねぇ！…とそれは置いておくとして、ナワーブは本当に素直じゃないから言ってる事と思ってる事全然違う時があるんだよ♪」
そう言いながらこいつの事をニヤニヤしながら見ている
傭「黙れ！」
『ヘぇ〜。というか、ナワーブって言うのね。』
(どこかで聞いた事のある名前…)
傭「何か文句あんのかよ。」
『何で人の名前に文句つけなきゃいけないのよ。』
傭「お前はそういう奴だろ。」
『アンタに私の何が分かるのよ！』
機「まあまあ2人とも！仲良くしよう？」
トレイシーが間に入り、言い合いを終わらせた
『っ！…わ、わかったわよ。トレイシーが言うなら。』
(可愛いって反則ね…)
『よし、これから私達は友達よ！こ、これから…
よ、よろしく。』(コイツが初めての友達…
なんかやだ。)
傭「……おう…」
機「よし！それじゃあ早く並ぼう！」
『ええ。』
こうしてトレイシーの仲介により2人の言い争いは終了した
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荒野カヅキ(プロフ) - せなちゃんさん» ありがとうございます！お気に入りに登録してくださるとは(*^ω^*)不安で仕方なかったのでそのようなコメントを頂けて感激です！ありがとうございます！ (2020年3月19日 11時) (
レス) id: 56a1867539 (このIDを非表示/違反報告)
せなちゃん(プロフ) - お気に入りしました(*´ω｀*)次の投稿気軽に待ってます！ (2020年3月19日 11時) (レス) id: 3fa2e85cbc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：荒野カヅキ | 作成日時：2020年3月19日 2時
