学食2 ページ43
またしてもイライと一緒になった私は軽く雑談をすることにした。
占「学校はもう慣れた？」
『全く。イライは？もう慣れたの？』
占「僕も全く。」
だよね〜と相槌を打ちつつ
『トレイシーはもう慣れてそうよね。偏見だけど。』
占「確かに彼女は社交性に溢れているからね。」
『羨ましい限りよ。私なんてクラスに全く馴染めないし最初から遅刻しちゃうし…はぁ。』
思わず溜息が出た。
占「大丈夫大丈夫。きっと友達は沢山できるから。」
『だといいけど…』
急に今朝の銀髪君の事が頭に浮かんだ。
(やっぱり1人でいるのが好きなのかな…)
占「どうした？考え事？」
『いや、ちょっとね…』
占「何かあるなら言いなよ。」
『じゃあはっきり言うわね。あの銀髪の子いるでしょ？』
占「ああ、イソップ君か。」
『そんな名前なのね。』
占「ナワーブ諸共君らは自己紹介を聞いてなかったのかな？」
『可愛い女の子の自己紹介は聞いていたわよ。』
占「そ、そうか…それで、イソップ君がどうかしたのか？」
『そう。何故かイソップ君が急に浮かんで頭から離れないの。』
占「…は？、え？」
『あぁ、そういう意味じゃなくて。声を掛けたんだけど、嫌そうな顔されてさ。嫌われてるのかな。って思って。初日に嫌うなんて、私過去に何かしたのかしら…』
占「無きにしも非ずだな。Aが覚えていないだけかも知れないし。」
『あんなイケメン忘れる事無いと思うんだけど…』
占「それは知らん。」
『まぁ、とりあえず仲良くなれるといいな。』
占「そうだな。」
この話が終わると同時にトレイシーとナワーブがトレーを持って帰ってきた。
機「お待たせ〜！」
『重かったでしょ？呼んでくれたら手伝ったのに…』
機「え？…あぁ、大丈夫大丈夫！」
『そう。なら良かったんだけど…』
なんだったんだ、今の間は…
まぁいっか！気にせず食べましょ。
私達は昼ご飯を食べ始めた。
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荒野カヅキ(プロフ) - せなちゃんさん» ありがとうございます！お気に入りに登録してくださるとは(*^ω^*)不安で仕方なかったのでそのようなコメントを頂けて感激です！ありがとうございます！ (2020年3月19日 11時) (
レス) id: 56a1867539 (このIDを非表示/違反報告)
せなちゃん(プロフ) - お気に入りしました(*´ω｀*)次の投稿気軽に待ってます！ (2020年3月19日 11時) (レス) id: 3fa2e85cbc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：荒野カヅキ | 作成日時：2020年3月19日 2時
