銀髪君side ページ41
今日は初めての授業
僕は美術を選択しているので初めての授業が美術だった。
僕は美術室に入ったが、すぐに外へ出た。
なぜなら
すごく煩いからだ。
(初対面なのによくそんなに人と話す気になれるよな…)
僕には到底無理だ。
そう思って外で待機していると
写「君、そろそろ教室に入りなさい。」
すごく…見た目は音楽の先生らしい先生が声をかけてきた。
納「…はい。」
それだけ答えて先生の後に教室に入った。
先生が軽く自己紹介をしていきなり絵を描け。と言ってきた。
僕は絵を描く事が好きだった。
だからすぐに絵を描き始めた。
少しすると背後から話し声が聞こえてきた。
心「えっと、シャルロットさんは何を描くんですか？」
『私？んー、犬？あ、あとAでいいわよ。』
あ、この人…遅刻してた人だ…
心「わかりました。犬ですか、お好きなんですか？」
『まぁ好きよ。でも本音を言うと一番描きやすそうだな。って思ったから。』
写「そんな理由で描くのはやめなさい。」
ごもっともだ。
『ゲッ…犬が好き。という理由ならいいんですか？』
写「君さっき描きやすそうだと言っていたじゃないか。」
『"すごくイケメン"な先生なら何を描きますか？』
写「私なら犬を描くかな。」
え、先生？
『じゃあやっぱり犬描きまーす。』
写「そうするといい。」
とても単純な先生だという事がわかった。
それと同時に先生と話していた女子生徒は何となく面倒くさそうだな。と思った。
しばらく絵を描いていると
『ねえ。』
急に声をかけられた。
さっきの面倒くさそうな女子生徒だった。
納「えっと…何ですか？」
僕は今とても嫌そうな顔をしている気がする。
あまり顔に出るタイプではない筈だが、正直本当に面倒くさいし、1番関わりたくない人だからきっと表情に出ているだろう。
『いや、絵。物凄く上手だなと思ったもので…』
相手は、さっきまでの口調は何処へ行ったんだと思ってしまう程話し方が硬かった。
僕の表情を見て気にしたのだろうか…
納「…………どうも。」
褒めてもらっておきながら返事をしないのもおかしいので僕はそれだけ言って前を向き、絵を描くことに集中した。
(何だったんでしょう…いきなり…)
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荒野カヅキ(プロフ) - せなちゃんさん» ありがとうございます！お気に入りに登録してくださるとは(*^ω^*)不安で仕方なかったのでそのようなコメントを頂けて感激です！ありがとうございます！ (2020年3月19日 11時) (
レス) id: 56a1867539 (このIDを非表示/違反報告)
せなちゃん(プロフ) - お気に入りしました(*´ω｀*)次の投稿気軽に待ってます！ (2020年3月19日 11時) (レス) id: 3fa2e85cbc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：荒野カヅキ | 作成日時：2020年3月19日 2時
