入学式 ページ3
(はぁ。皆集まって…楽しそうね。
さっさとクラス表を見て並ぶことにするわ。
それにしてもホントに皆楽しそうなのよね…。
私みたいなボッチ…どこにも見当たらないもの。)
私は周りを見渡したがやはりボッチの人はいなかった
ﾄﾞﾝｯ
『痛っ！』
？「うわっ！」
誰かにぶつかってしまった
『ご、ごめんなさい！』
私はそう言って顔を上げた
(わ…この人結構かっこいい……)
私がぶつかったのは緑のパーカーを着た顔の整った男子生徒だった__
もう一度謝ろうか。と思った瞬間
？「どこ見て歩いたんだよ、チビ。」
は？
(まって、なんなのコイツ！人が1番気にしてる事を…！！)
『ご、ごめんなさいって言ったんだから態々チビとか言わなくたっていいじゃない！！』
私は怒ったように言った。実際おこってるけど。
？「チビなんだから仕方ねぇだろ。」
『はぁ！？アンタだって言えたものじゃないでしょ！男にしては随分とお小さいご様子で！』
？「テメェにだけは言われたくねぇよ！」
『私だってアンタにだけは言われたくないわよ！』
？「チッ。俺はテメェと話してる暇なんかねぇんだよ。さっさと失せろチビ。」
『言われなくたって行くわよ！チビ！』
私はその男子生徒を睨んでから走り去った
(マジでなんなのアイツ！！
最初にかっこいいとか思った私をぶっ飛ばしてやりたいわ！ホントに顔はいいのに…！
神様。どうかアイツとだけはクラスが離れますように__)
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 56人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
荒野カヅキ(プロフ) - せなちゃんさん» ありがとうございます！お気に入りに登録してくださるとは(*^ω^*)不安で仕方なかったのでそのようなコメントを頂けて感激です！ありがとうございます！ (2020年3月19日 11時) (
レス) id: 56a1867539 (このIDを非表示/違反報告)
せなちゃん(プロフ) - お気に入りしました(*´ω｀*)次の投稿気軽に待ってます！ (2020年3月19日 11時) (レス) id: 3fa2e85cbc (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：荒野カヅキ | 作成日時：2020年3月19日 2時
