オンライン ページ29
You
隣の部屋からは楽しそうな声
私は静かにゴロゴロしながら携帯をいじったり
次の振り付けが浮かんだらメモってみたり。
たまーに慎に意地悪しに行こうかな？
なんて考えたり。
ここ数回
オンライン飲み会をしていて
メンバーはバラバラだけど
大体はかずまこしょへとわたし
3日前は健太と北人と樹と慎とわたし
いつもみんな私と慎がセットと認識してくれてるが
今回は仲良い後輩も先輩も含めた飲み会だということで
私は寝室にいるねと伝えて
男だけの会話楽しんでほしいなって
そう思って今布団に寝転がりながら楽しんでるであろう慎を想像した。
・
慎「ねえA」
慎「おきてー」
そう声がして目を開けると
少し顔を赤くした慎が私の上に跨って起こして来てた
可愛いお顔だなあほんとに
「寝てた」
慎「うん、ねてた。お願い来て」
「えぇ」
ほらほら、何で私を引っ張ってリビングへ連れてく
もう終わったのかな〜なんて呑気に思っていたら
聞こえる声
「え」
慎「つれてきましたあ」
玲於「おまえっ、遅いんだよ」
利樹「Aさんまってましたあ」
流星「おそいっすよ笑」
隼「ほんとうちのお嬢ったら、勿体ぶるからぁ」
力也「待ってたのになあ」
「は？なんで？は？私は部屋戻る」
慎「だめだめだめ」
慎「みんなAのこと待ってたんだよ、Aと一緒に住んでるの知ってるからうるさくて」
隼「うるさいってなんじゃー！？」
「あーもーほんとうるさ、隼うるせえまじ」
てかメンバーこいつらかよ
バリ三人とジェネ二人
まこと…変な先輩と仲良いのやばいよ()
慎「ほんと可愛い」
「なっ、」
玲於「あ〜あ〜、画面熱々」
「れおくん？だまりましょうね？？」
玲於「寝起き？」
「うん」
慎「なんか嫉妬する」
「何でだよ」
結局わたしも座らされて
画面越しにみんなとお話しすることになった
意味わかんねえ
隼「もっとジェネに癒着してくださいね！！」
「絶対やだ」
・
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作者名：サトウプリン
| 作成日時：2023年1月20日 0時
