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♡
つんつん つんつんつん
なんか感じる
ほっぺたがつつかれてる
うっすら目を開けると
片腕を枕にして目を細めた優しい顔して
片手をこちらに伸ばし、ほっぺたを突いてるまこくん
えぇ…ついに幻覚で見えてるのかなわたし
まこくんめっちゃかっこ良くない…？天使みたいなんだけど…
疲れて幻覚でも見えてる…？？？
慎「おはよ」
「…！？！？しゃべった…！」
慎「…は？笑なに言ってんの大丈夫？笑」
「…！？！？！？」
「ま、まこくんの家だ」
慎「ねえ頭だいじょーぶ？wwwwww」
一人でケラケラ笑ってるまこくん
失礼な…そんな笑って…
慎「っはー、笑った、疲れタァ。」
慎「今日午後からリハやって撮影だけど一緒に事務所いこー？」
「…え、わたしも連れてかれるの？」
慎「いいじゃんいこーよー」
いつもそう
彼と出会ってから、幾度となく振り回される
自由人、マイペース、わがまま
なんとも最低男の象徴が揃ってるんだろう笑
でもどこか可愛くてみんなから可愛がられてるのがよくわかる。
憎めないんだよね、
「ねえ服ないんですけど〜」
慎「おれがコーデ考えてあげる！」
せっせせっせと、クローゼットを開けて
たっくさんの服の中からチョイスしていく
慎「まって、これ当ててみて、」
慎「うーん丈が長いね、」
慎「…よし、決めた。」
この喋り方。
可愛いんだよな〜、、
慎「じゃーん、これにしよう。よしお風呂」
「え、ちょ、はや」
まこくんのお家、もうほぼ全部わかっちゃう
シャワーを借りて
まこくんチョイスの服は着替える。
「おしゃれだなあ」
柄シャツの上に大きな白いTシャツ
ここのブランド、めっちゃ可愛くて
女の子も男の子も着るやつじゃん
「お風呂ありがとう〜」
慎「めっちゃ可愛い、ワンピースにちょうどよかった、」
「ふふっ、バッチリだねまこくん」
こうしてご飯を食べて
メイクしてないから困るって言ったら
お気に入りのキャップをかぶせてくれて
マスクしていきなって用意してくれて
なんかなんでも要望通りに進む
居心地が良いって、こういうことを言うのかな…
・
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作者名：サトウプリン
| 作成日時：2020年7月1日 0時
