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☆
無事、LDHに所属してくれることになったA
今までたくさん我慢して、悩んで、抱えてきたことを
これからは少しでも減らしていけたらなって
今目の前で美味しそうに焼き肉を食べる彼女を見て思う
これからは、テレビでも現場でも笑顔が増えるのかな
これからは、今とは違って人付き合いも増えるのかな
そう思えば思うほど、遠くなってしまいそうで怖い
慎「ねぇ〜俺と付き合わない？」
「は？どこに？」
慎「ばかなの？」
「ばっ、ばかだけど…！」
慎「言い方が悪いか。俺の彼女にならない？」
「…何言ってんのよほんと。からかうのは小学生までだよ？」
慎「本気なんだけどなあ〜」
「酔っ払ってるでしょ！飲み過ぎだわ今日」
確かにたくさん飲んだけどさ〜
酔っ払いだと思われてんのやだなぁ〜
でも、見逃してないからね
顔が真っ赤になってること。
・
「ほら真っ直ぐ歩いて？重いんだけど」
慎「Aって〜可愛いね〜」
「あーもーうるさいなぁ、ほんと飲み過ぎだよ」
慎「いつもとぎゃくでしゅね〜」
「ろれつ回ってないやん！壱馬くん呼ぼうかな」
慎「かじゅましゃん、よんじゃだめぇ〜Aとふたりがい〜」
「ねぇ真っ直ぐ歩いてーーーー」
「ほら、そこ段差だからね、足上げて」
「せーの、」
「っばかばかばか、まこくん？聞こえてますかー？」
「もう玄関だからね？」
「ほら、わたし帰りたいから離してください」
返すわけないじゃん
これからきっと人気になっていく彼女を
そんなそのまま返すわけないでしょ
やだよ、世間に見つかる前に
もっと俺を見てほしい
慎「Aはおれのもんだからぁ〜」
「何言ってんの、水飲みなよ、いい加減にしな、？離して？」
「っきゃっ//」
「っちょ、」
ベッドに俺が倒れれば
抱きついているからもれなくAと一緒にベッドに倒れ込む
可愛いなあとかちょうどいいサイズだよなあとか
何でこんないい声してるんだろうなあとか
そう思いながら頭を撫でていたら
プツリと自分の意識が途絶えた。
・
「…Zzz」
パッと目を覚ますと7時過ぎ。
ああ寝てたわ、なんて思って隣を見たら
可愛い寝顔の女の子
結局爆睡、ってか。
うつ伏せで潰してるほっぺたがぷにっとしてて
思わず突きたくなる
・
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作者名：サトウプリン
| 作成日時：2020年7月1日 0時
