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☆
あのあと俺は調べたんだ
まさか本当に同一人物だとは…
それにしても、本当に彼女は辛かっただろうに
アイドルだったのに女優、か。
頭の中がグルグル回る。
今日は雑誌撮影だけだったから
夜、少しいつものカフェに寄ったんだ
そしたら見慣れた背格好
一度家には帰ったんだな、服が違う
それでもわかる
俺が、ずっと気になっていた
ずっと探していた人だから。
・
慎「もう閉店だって、かえろ？」
「んんっ、え、もう？」
慎「明日、仕事は？」
「…ないと思う」
慎「思うって何…笑 取材とかもないの？」
「終わってるはずだから…」
主演映画、相手は北人さん
北人さんも明日オフといってたし
多分本当だろうな…
慎「かえろ？俺ん家おいで」
「…え」
慎「何その目！笑なんもしないから！笑」
「(睨)」
慎「ほんとほんと、これはガチ」
流石にそんな、もうこれ以上手出したらダメって
今日、さらに思った。
これ以上、傷をつくっちゃダメなんだ。
・
・
「え、こんな風だったっけ？」
慎「そうだよ？笑」
「へぇ〜、長谷川くんめっちゃおしゃれじゃん」
慎「なにそれ笑 見直した？笑」
「ちゃ、チャラいね、チャラい人嫌い」
慎「ごめん、俺生まれて初めて女の人家に連れ込んだ笑」
「は？」
いやなにいってんだろ
なんか間違ってるこの会話
「絶対毎日遊んでると思ってた…」
「結構がちで」
慎「偏見やめなさい笑」
・
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作者名：サトウプリン
| 作成日時：2020年7月1日 0時
