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☆
北人「ねえねえまこっちゃんなんかさ隠してることなあい？」
慎「え、なんすか」
北人「さっきニヤついてたでしょ？携帯見ながら。見えちゃったんだよねー、」
慎「え、何が見えたんですか？」
北人「彼女、でもできたのかな？って」
壱馬「え、なんや、慎！兄ちゃん聞いてへんぞ！」
陸「えー！まこっちゃん彼女！？」
翔吾「あのまこっちゃんに！？そんな、え。地球割れない？大丈夫？」
慎「え、まってまって、彼女なんていないっすよ」
「「え、ちがうの！？」
慎「あのー、、北人さん、俺の何を見たんですか」
北人「いやー、なんかすごいニヤニヤしてたじゃん、今日の夜ご飯作って待ってるね、なんて送られてきてたじゃん」
陸「え！それは絶対彼女！」
壱馬「兄ちゃん聞いてへん…」
樹「まこっちゃんが彼女ってなるとなかなの問題だね」
慎「だから、あのー聞こえてました？彼女なんていません。」
確かにLINEしていてニヤニヤしたけど
確かに女の子とのLINEだけど
彼女でもなんでもない
相手は天野Aなんだから
北人「え〜せっかく相談とか乗ってあげようと思ったのに〜なんも教えてくれないんですか〜」
慎「…」
壱馬「兄ちゃんは悲しいぞ」
慎「壱馬さん、今日昼飯いきましょう」
北人「ねえ俺は！！ねえ！まこっちゃん！？悲しいなあ！！」
慎「…とりあえず。自分の中で解決できてないんで待ってください」
樹「…いつでも待ってるからね、まこっちゃん、自分の意思は大切にね」
慎「はいっ、ありがとうございます！」
樹さんは本当にいい人だなぁ〜
今日は壱馬さんに相談してみよう。
この気持ち、本当に良いものなのか
これから先、どうやっていけばいいのか、を
・
壱馬「で、慎は好きなんだ？Aちゃんが」
慎「はい。みんなみたいに可愛いとか狙ってるとか、そんな気持ちをさらに超えたと思ってます。」
壱馬「てかまさかあの時慎が出会ってただなんてなぁ。そこにもびっくりしたわ」
慎「あの出会いかたはよくないと思うんですけど、どうも頭から離れなくて」
慎「何も知らない人なのに、何故かあの日店に入った瞬間吸い寄せられたというか…気づいたら話しかけてて」
慎「ワンナイトだったのにまた出会えたし、あの後も何回も会うたびにどんどん好きになってく」
気づいたら語ってた
・
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作者名：サトウプリン
| 作成日時：2020年7月1日 0時
