63 ページ13
「ふぁ！！？！？何なん！？もっとこう…あるやん！甘いムードなるやん！」
「今回は指令が悪かったね」
「ていうかA怯えとるやんけ…グルさん…」
怒り狂った大先生をスルーし、俺は解除されたロック画面を見つめる。うーん…初回はある意味成功ある意味失敗やな…
そのあと二人は部屋から出て、一階分上にある総統室だろうか、そこに向かって歩き出した。
そしてグルッペンは立ち止まると、監視カメラの方を仮面越しに睨み、口パクで確実にこう言った。
“おい”
「やっべばれてますね」
「ちょっ…ちょい皆城内戻れ！」
「やばっ……散ｯｯ！！！」
「こ〜っわ」
皆が散り散りに走っていく。その時俺のインカムに無線が入ってきた。ロボロが悔しそうに笑って俺を見ている。
【ゾム】
「はーい？」
【どこにいる。城内がドンドン煩いんだが】
「俺今城下町っすよ？」
【そうか。なら門前で待っておく】
プツ_________
「…やっべぇぇぇぇええええ！！！」
「はよゾム行って！！！遅れたらばれる！！」
「じゃーなロボロ！！！」
「はよ行け！！！！」
うわあああああ絶対グル氏怒ってるwwww
廊下にダッシュで飛び出し、近くの窓から思いきり飛び降りる。着地する瞬間になるべく丸まって転がれば衝撃が少しだけ軽減されたが、腕と足が痛んだ。
外に出たためダッシュで城下町の方へ向かう。回り込んだため途中途中子供たちにびっくりされたが、作り笑顔で手を振ってやると輝くばかりのスマイルが返ってきた。
「はぁーーっ…」
深呼吸を繰り返してから改めて門方へ向かうと、無の表情でこちらを見つめるグル氏の姿が視界に映った。
笑顔(作ってる)で手を振りながら駆けていくと、仮面を取って片眉を上げられる。やっべ、こっわ…
「グル氏！どしたん？」
「………」
「グル氏？」
「………………………ゾムじゃない、な」
はいプロ〜〜〜〜
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 622人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「wrwrd」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
しまたけ(プロフ) - すみれいんさん» そうですね…ぱっとインスピレーションが湧いたときに沢山更新したいなと思います。本当にありがとうございますorz (2019年7月27日 13時) (
レス) id: 7881ae9fa9 (このIDを非表示/違反報告)
すみれいん(プロフ) - しまたけさん» 更新しなきゃと思ったら嫌になってしまうかもしれないので、出来た時に更新したんで大丈夫です！待ちます！ワクワクして待ちます！！自分の時間を優先で体調も優先で頑張って下さい！ (2019年7月26日 20時) (レス) id: 0dc2b364d7 (このIDを非表示/違反報告)
しまたけ(プロフ) - すみれいんさん» あっありがとうございますm(__)m本当に更新遅くなりますが出来るだけ時間を見つけて更新しようと思います。コメントめちゃめちゃ嬉しいです…消さないです…！ありがとうございます！ (2019年7月26日 20時) (レス) id: 7881ae9fa9 (このIDを非表示/違反報告)
すみれいん(プロフ) - お話読みました！好きです！飽きても消さないで下さい！！お願いします！！好きなんです！！ (2019年7月26日 16時) (レス) id: 0dc2b364d7 (このIDを非表示/違反報告)
H2O(プロフ) - もし宜しければどちらも残していただけると嬉しいです！この作品含め、全て好きです。 (2019年4月3日 3時) (レス) id: e433076a9e (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：しまたけ | 作成日時：2019年3月23日 15時
