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彩said

男はナイフを取り出しこちらにむけてきた。

そのナイフには見覚えがあった。

砂原は私のそばから離れられず両者膠着状態に陥った。

春「やっぱり…やっぱり覚えてくれてたんだ〜。嬉しいなあ」

そう間伸びしたような声で勝手に喋り始めた。

春「このナイフはねえ3年前のものと同じ物なんだよ」

全く洗われていないようで、刃には薄く赤黒いものがついていた。

思わず傷痕に触れた。

すると春日は嬉しそうにニヤリと笑うと

春「あの時ね、本当は切りつけようなんて考えて無かったんだよ。ただ彩ちゃんのお兄さんがねえ、急に彩ちゃんの事引っ張ろうとするから…手が滑って」

と言い訳のように述べた。そして

春「でも彩ちゃんがそんなふうに覚えてくれてたんだったら…よかったよ」

と言った。

予想していなかった展開に早くもパニック状態になりかけていた時私の耳に声が届いた。

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莉詩奈(プロフ) - 失礼します!オ.リ.フ.ラ立っちゃってますよ!更新頑張ってください! (2023年1月24日 19時) (レス) id: 40cb652138 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:みずくらげ | 作成日時:2023年1月9日 12時

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