今日:1 hit、昨日:17 hit、合計:11,328 hit
小|中|大
51 ページ1
彩said
男はナイフを取り出しこちらにむけてきた。
そのナイフには見覚えがあった。
砂原は私のそばから離れられず両者膠着状態に陥った。
春「やっぱり…やっぱり覚えてくれてたんだ〜。嬉しいなあ」
そう間伸びしたような声で勝手に喋り始めた。
春「このナイフはねえ3年前のものと同じ物なんだよ」
全く洗われていないようで、刃には薄く赤黒いものがついていた。
思わず傷痕に触れた。
すると春日は嬉しそうにニヤリと笑うと
春「あの時ね、本当は切りつけようなんて考えて無かったんだよ。ただ彩ちゃんのお兄さんがねえ、急に彩ちゃんの事引っ張ろうとするから…手が滑って」
と言い訳のように述べた。そして
春「でも彩ちゃんがそんなふうに覚えてくれてたんだったら…よかったよ」
と言った。
予想していなかった展開に早くもパニック状態になりかけていた時私の耳に声が届いた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます
13人がお気に入り
13人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
莉詩奈(プロフ) - 失礼します!オ.リ.フ.ラ立っちゃってますよ!更新頑張ってください! (2023年1月24日 19時) (レス) id: 40cb652138 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:みずくらげ | 作成日時:2023年1月9日 12時